美の壺：ドールハウス

美の壺：ドールハウス


ドールハウスといえば、これまたピンキリである。
子供のおもちゃの世界から大人の趣味の領域まで。
芋太郎の家には、残念ながら子供用のものしかない。
そう、シルバニアのドールハウス。（笑）


番組では、大人の趣味の世界を紹介してくれる。


＜美の壺１：１２分の１に込めた技＞


１２分の１サイズが一般だという。
これは英国のサイズ表示に関わる。
ミニチャといえども、本物を目指す。
それは、精巧さの追求にある。

緻密で壊れ難い。
材料は紫檀やローズウッドなどの硬い素材となる。
加工することの困難さが常に付きまとう。
そこに職人技が反映される。



＜美の壺２：仕掛けられた世界を楽しむ＞


ミニチャは家具や道具だけではない。
植物のミニチャアなど、生きるものを模倣し、
本物らしく見せる為に技が活かされる。
同じように作成しても生き生きした植物が生まれないという。

限られた空間からそれ以上を感じさせる工夫。
限られた箱に奥行きや広さを見せる工夫。
小さな世界をより魅力的にした。



＜美の壺３：心を込めて飾る＞


季節ごとに模様替えをしたり、特別な世界を演出する。
ドールハウス
飾り付けられた世界は時を共有する。
それは、家族とともに、生きる。
暖かい空間と時間がそこにある。


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