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TWI(監督者訓練)2回シリーズその1

2014年05月07日 00時00分01秒 | 紹介

 監督者のことを英語ではスーパーバイザーといい、訓練はトレーニングである。監督者訓練はスーパーバイザートレーニングである。現在我が国のベースとなっているのは戦後、米国から我が国に導入されたTWI方式による訓練方式である。TWIとは(Training with Industry)の頭文字をとっていて、工場・事業所現場等における職長、組長、役職等の第一線監督者に対し、その監督能力を発揮させるため、特別に研究計画された定型化された訓練の内容と方式の略称である。

 戦後、GHQからの紹介によって、昭和24年労働省の前身である内務省が決定し、翌25年から各都道府県に監督者訓練指導員を置くことにした。TWIは、導入以来めざましい発展を遂げた。監督者となるべき指導方法は、6分野に及び、管理監督者コースを担当する職業訓練指導員は特別な訓練を受けた者であることになっている。仕事の教え方(JI)10時間、改善の仕方(JR)10時間、人の扱い方(JM)10時間、安全作業のやり方12時間、についてはTWI方式で行い、訓練計画の進め方40時間、については、PDI(訓練計画の進め方訓練)方式で、問題解決の仕方40時間についてはPST(問題解決の仕方訓練)方式で教えることになっている。

  PSTはTWIのやり方を適用したフォローアップコースとして作られたもので、JI・JR・JMのコースを全て修了した者を対象としている。問題解決は日常生活の中でも遭遇することであるが、PST方式のステップを踏めば、大方、解決の糸口を見つけることが出来る。今回は問題解決について取り上げる。

第1段階 問題を決める。(問題と証拠、原因と結果)

第2段階 解決の準備をする。(物の問題は分析し、細目ごとに自問する。人の問題は事実を掴む)

第3段階 解決する。

第4段階 結果を検討する。

(次回へ続きます)