何度か滝のように流れているところで餌捕りに挑戦していました。
(上述だけでは混乱するので以下は小生が加筆した)
光源から照射された光は物体の表面で反射・吸収されて目に届く。光は見えるものだが、目に入らない限り見えないのは当然である。であるから直接光源を見るか、何かの物体にあたって散乱したり、反射したり、透過したりして目に入射する光しか見えない。何もない空間を進む光を見ることは出来ない。色は光があるというだけでなく、光を発するか、光を受ける何かを見ない限り見えない。
では、印画紙の表面で画像の色作りはどのようになるのであろうか。紙の表面に印刷された色の点からの反射光を見ることになるので、色の現れ方は表面色である。この印刷の部分を拡大してみると、点の色はY(イエロー黄)、C(シアン青緑)、M(マゼンタ赤紫)の3色と黒とで出来ている。例しに、3色の色フィルターを準備して白色光を黄色とシアンを重ねたフィルターを通してみると黄色のフィルターで短波長側の光が吸収され、その透過光はシアンのフィルターで更に長波長の側の光が吸収されてしまう。そこで二重のフィルターを通り抜けた光は中間の波長部分だけ、つまり緑色の光だけになる。
同様にシアンとマゼンタでは青、マゼンタと黄では赤の光だけが残る。つまり、Y、C、Mの3色によって、RGBを作ることが出来るわけで、色光の場合とは原色と二次色(二色が重なった色)が逆になっている。そして、入射光はフィルターを通過する毎に吸収されるので、混色の結果は、元の個々の色よりも暗くなる。従って、光の3原色であっても、印刷インキ等の3原色と相関性を持つため、デジタル化した写真データをプリンターに送ることによって顔料や染料のインクで再現できるのである。(次回へ続きます)