稚鮎の遡上とともにそれを餌とするアオサギ、コサギ等が盛んに捕食しています。
平成26年5月22日
本日の講義は中原区にある生涯学習プラザで午後から1時間半で行われた。テーマは「カメラとプリンターのからくり」、サブテーマは(美しい写真を撮る・描く技術のヒミツ)、講師はキャノン株式会社インクジェット事業本部長 中島一浩氏であった。川崎市には6事業所があり、従業員は9千人、海外を含めグループ全体で20万人弱という大企業である。数年後には川崎事業所が拡張され、5千人を抱える建物が完成するそうである。
社名の由来は、1934年にカメラの試作機が完成し、社名を観音(KWANON:カンノン)といっていたが、1956年に社名を変更し、現在も使われているCANONとなっている。現在ではカメラ、オフィスイメージング機器、ビジネス情報機器、コンピュータ周辺機器、光学機器その他の事業を行っている。カメラメーカーがプリンターまで手がけている企業は珍しく、キャノンの特徴ともなっている。
講義の内容は画像を撮る技術、オートフォーカス技術、手ぶれ補正技術、プリンターの色づくり、画像を描く技術等が中心に取り上げられ、総じて大変高度な技術が導入されていて、詳細、且つビデオ映像の上映により、初心者にも分かりやすい講義であった。最後にビデオでの紹介された、企業の社会貢献である。文化財の保護に力を発揮されていて、綴(つづり)プロジェクトと称し、その複製品を作成し、広く国民へ周知し、現品は風化しないよう保存しているとのことであった。
具体的な詳細については、平素使っているデジカメとプリンターであるが、今回の講義で知り得なかったメカニズム等、自分なりに整理し、今後ご紹介しようと思っている。