鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

庭木に飛来した野鳥

2016年03月01日 00時00分01秒 | 紹介

 春の嵐が心配であるが、太平洋岸に発達した低気圧と、日本列島を挟んで日本海側の低気圧が発達すると天候が急変し、降雪をもたらす。いわゆる二つ玉低気圧である。春に起こりやすい気圧配置である。関東や東海にも多量な降雪をもたらすこともあるので、警戒が必要である。

 

 宅配便が来たので、受け取りに出たら近くで、コゲラの鳴き声が聞こえた。場所を変えて鳴き声を交わしていたので2羽が来ている。宅急便から荷物を受け取り、書斎にあるカメラを急いで取りに行った。そのまま二階のベランダから、鳴き声を頼りに探したが見つからず、ようやく自宅の庭木にとまったが数枚の写真しか取れなかった。ドラミングを始めるまでは動きが速く、落ち着かない。自宅に来ることはほとんどないが、大歓迎である。

 

 しばらくして隣家へ移っていった。梅の木は今が盛りで、豊後梅にメジロが来ていた。メジロも動きが速かったが、梅の花の蜜を吸いに来ている。鳥が受粉の手伝いをしている。

 梅の木にとっても子孫繁栄を行うこと等の自然界の繁殖力は不思議である。結果的に双方に利得があり、ウィン・ウィンの関係である。そのおこぼれを人間が採取するので、人間が一番利口かもしれない。

 

 ヒヨドリもやってきた。野鳥にはエサのある場所を記憶の中に収めているのであろう。それとも巡回中に見つけるのか、鼻はあまり良いとは思えないので、においではないと思う。メジロとヒヨドリが共存しあう姿は微笑ましい。「梅に鶯」と言われているが、ウグイスはまだ飛来していない。多分、古人が、メジロと鶯を間違ったように思う。鶯色というと緑と黄緑ぐらいの色を想像するが、ウグイスの羽の色は褐色に近く、決して鮮やかではない。

 

 多摩川に近いせいもあり、ジョウビタキ、ハクセキレイ、モズなども庭で見ることができるが、頻繁ではなく、この時期に限ったことかもしれない。住宅地は昭和30年代に分譲されたため、庭木も古木となっている。それが野鳥たちの隠れ家を与えているのであろう。庭木も手入れをしないと繁茂しすぎ、風通しが悪くなるため、適当に選定をしているが、野鳥と共存できる環境も大切である。今日は思わぬ写真の収穫に気をよくしている。

 

 春の天候は急変しやすい。、花粉の飛散も始まっている。体調を崩しやすい時期でもある。風邪をひかないように注意したい。