我が家の庭にある豊後梅の木にに来たメジロです。
CPプラスはカメラ関係者やカメラマンの最新情報が得られる場として人気が高いイベントである。今年は3月の初めに開催された。多分、場所は横浜のみなとみらいにあるコンベンションホールと思うが、所要があり見学に行けなかった。新機種やレンズを実際に手で触れて確かめることができるため、最新の動向がよくわかる。
カメラマンの心理は不可解なもので、写真撮影の成果の大部分は、偶然のなせる技が殆どなのであり、テックニックなどは、組み込まれたカメラ自体の性能に比べれば大したことはないと思っている。別の言葉で言えば、カメラの性能を十分発揮できたかどうかであり、俗にいえば、良いカメラを持っていることが最低条件でもある。プロカメラマンと異なり、高額なカメラを数台も持っていれば、相互の比較はできるが、頻繁に変えかえることもできない。
最近の傾向は、軽量化であり、小型化である。画素数が高く、連写枚数が多いことであろう。さらに、ブレを極力抑える工夫や、ドットサイトを使用した液晶画面の大きさ等である。携帯電話や、スマートフォンの機能とダブる傾向にあり、カメラの世界が変わりつつあるようで、電子化の恩恵が各所に使われている。自分はマニアックの方ではないが、趣味の世界で楽しめればよいのであって、余禄として、意図した画像が、ブログを通じて多くの方と共有できれば良いと思っている。
すでに、デジタル一眼レフを使い始めて5年以上となるが、当時と比べると目が肥えてきたせいもあり、一ランク上の機種を考え始めている。デジタルカメラも2台目であり、倍以上の画素数を持つ機種が登場している。レンズは無駄にしたくはないので、同じメーカーの後継機種をと期待しているが、一向に新製品開発情報は伝わってこない。むしろメーカー側の新製品は、小型化、軽量化で、ミラーレスとなり、互換性もいまいちとなっている。鳥撮りはファインダー映像が遅れることは致命的である。
ここにきて、メーカー自体を変える方向が強くなってきた。現在のところ、大手2社と比べ、自分のカメラメーカーは路線変更で、相当遅れを取った感じを持っている。もはや追従できないような気がしている。互換性がないメーカーの隘路でもあるが、消費者の思いが通じるわけでもないし、限界はあるものの、もうしばらく現在の機種で、頑張ってみるかなどと思案が交錯している。どこか空しいが、車選びと同じで、あれこれ考えてみる時間も楽しいものである。