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誇らしげな英語

2015-05-26 03:08:25 | 国際・政治
私は、国際交流協会の英会話クラスに仲間入りを始めて13年目になる。当時から振り返ってみると、その授業内容は次第に変化が出てきた。
はじめは、教師陣には外人の先生と、日本人の英語の先生の2名がいた。
そのうちに、日本人の英語の先生がいなくなった。'今言った英語の内容を、日本語に訳してください' という学生がいなくなったからである。英語教育における '日本人の英語教師' の価値は、ひとえに和訳にある。和訳が無ければ、授業に出る幕が無い。だから、要求がなければいなくなる。英語教育に和訳は必ずしも必要で無いのだから、日本人教師は必須ではない。我が国の英語教育を盛んにすることは、'日本人の英語教師' を増産することと必ずしも比例しない。
英語だけの世界は、地球の果てまで続いている。私にとって一番印象が強かったのは、飛行機の操縦士が、'操縦士の交信は、世界中どこでも英語で行う' と誇らしげに言う時であった。科学のみならず、高度な技術の世界においても英語の世界であった。
このことに関しては、英語圏の操縦士も、日本人の操縦士も同じことを言う。だから、国内航路の日本人操縦士も、英会話を練習する。




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