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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

伊藤惇夫氏  

2024-09-29 16:26:47 | 文化

>スポーツ報知   >伊藤惇夫氏、小泉進次郎氏の落選に「党員票が少ないということは最初から分かっていた」「自民党の年齢層が高い」   >報知新聞社によるストーリー・   >2時間   

> フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・午前10時)が29日に放送され、岸田文雄首相の後任を選ぶ自民党総裁選が27日に都内で投開票され、史上最多9人が立候補し、石破茂元幹事長が、決選投票で高市早苗経済安全保障担当相を破り、第28代総裁に選出されたことを報じた。    

> 番組には政治アナリストの伊藤惇夫氏がゲスト出演し総裁選を解説。   

>小泉進次郎氏「決選投票」に残れなかったことについて触れ「党員票が少ないということは最初から大体分かっていた」と語った。   

> またその理由の1つとして「自民党は年齢層が高く、そういう人たちから見るとまだ若い。   

 

そうですね。   

日本人の良さは礼儀正しさにある。日本人の礼儀作法は序列作法になっている。そのため、ため口は礼儀に反する人の言葉となっている。(ため口: 相手と対等な立場でモノを言うこと。その口のきき方。)  

序列メンタリティの影響下にあって、 ‘天は人の上に人をつくらず’ の教えは、日本人にとって信じ難い内容になっている。ため口を禁ずる行為は天に向かって唾を吐く行為に違いない。   

老人の上に老人を積重ねる日本人の政治組織は、結果的に若者を蚊帳の外に置いている。衰退途上国の我が国に世代交代は起こるのはいつの事やら。  

老人の山積みはわが国の大病である。政治家は序列メンタリティによる弊害に注意を喚起しなくてはならない。    

 

>経験不足ではないかという思いが強かったのではないか」と見解を述べていた。   

 

そうですね。 日本人は思考を停止している。それで、自分自身の意見を持たない。マスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら情報を流しても、それが社会の木鐸 (世人を教え導く人) の役割を果すことはない。

‘それがどうした、それでどうした’ の問いに答えが出せない。我々日本人は自分自身の見解を述べる教育を受けてこなかった。だから日本人は個人として価値が低い。      

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)      

 

 

 

 

 

 


昔の自民党  

2024-09-29 01:09:36 | 文化

>東スポWEB   >小林鷹之氏が総裁選最後の街頭演説「また昔の自民党に戻ろうとする動きがある」   >東スポWEBによるストーリー・   >2日・  

>自民党総裁選に出馬している〝コバホーク〟こと小林鷹之前経済安全保障担当相は26日、千葉・JR幕張駅前で街頭演説を行った。   

>幕張駅のある千葉市花見川区を含む千葉2区は小林氏の地元選挙区。   

>総裁選最後の演説の場所に地元を選んだ。   

>会場には小林陣営の国会議員や地元の地方議員らが集まり、小林氏の支援者らが見守った。   

>小林氏は「こんなに多くの仲間が自らの意志で誰からの指図も受けることなく立ち上がってくれました」と、集まった政治家や秘書をねぎらいつつ、総裁選終盤の動きについて不満を表明した。   

>「でも今もまさにこの瞬間、明日の投開票を控えて、今、自民党はまた昔の自民党に戻ろうとする動きがあるんです。   

 

それは残念なことですね。   

 

>私はそんなの絶対にありえないと思います」と指摘。   

>続けて、「私はすべての自民党の国会議員に言いたい。   

>新しい自民党のリーダーを、日本のリーダーを選ぶにあたって一人ひとりの国会議員が政治家としての本当の自らの意志に基づいて明日投票してもらいたい。   

 

そうですね。しかし、日本人には意思が無い。意思の無い人間には責任もない。   

 

>それが今この自民党にもっとも求められていることなんだと私は思います」と期待した。   

 

そうですね。言うのは易しいが、行うのは難しい。   

 

>総裁選終盤の動向調査では小泉進次郎元環境相と石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障担当相の三つどもえになっているとされる。   

>小林氏は「昔の自民党に戻ろうとする動き」が何かについて具体的な言及はしていないが、決選投票を見すえ、小泉氏はキングメーカーの麻生太郎副総裁や、離党したものの旧安倍派に影響力を持つ世耕弘成前参院幹事長に支援要請したと伝えられている。   

>また、石破氏も距離があるとされる麻生氏をはじめ、菅義偉前首相らにも面会したという。   

 

三バンはわが国の政治屋の武器ですからね。   

日本人には哲学がなく、日本の政治家には政治哲学がない。 だから、わが国では政治家は哲学的信頼を得ることができないので政治屋になっている。    

政治屋の個人的な努力目標点は三バンと呼ばれている。 三バンとは 地盤:選挙区と後援会・ 看板:知名度・ 鞄:資金力 である。 

政治屋の社会的な努力は派閥形成に協力することである。議員は序列社会の一員に加わることである。内容の無い人間には組員としての印半纏の様なものが必要になる。そこで派閥の領袖は無哲学の議員を十把ひとからげにして選挙戦の数合わせに利用する。この努力により自分はキングメーカーになる。

このようにして派閥の序列は崩れることなく、替わり映えのしない老人による支配の世界になっている。若い人も無哲学で蚊帳の外に置かれているから、政界の世代交代は難しい。それでわが国は衰退途上国になっている。  

 

>脱派閥の総裁選のはずが最後に派閥頼みとなっている。   

 

無哲学と序列メンタリティによる政治への禍ですね。   

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。     

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。漢字書きの氏名は日本人の私であっても自信をもって読めない。これをローマ字書きにしてくれたら安心して読める。公文書のフリガナ欄を ‘振りローマ字’ 欄に変えるだけでも、それ相当の進歩に成りますね。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読める。能率の良い言語の習得には音読が欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)         

 

 

 

 

 

 

 

 


人気のない2人

2024-09-28 17:51:10 | 文化

>サンケイスポーツ   >橋下徹氏、自民党総裁選の高市早苗氏と石破茂氏の決戦投票に「国会議員から人気のない2人」   >2時間   

>元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が27日、TBS系「ゴゴスマ-GO GOSmile!-」(月~金曜後155)に出演。   

>自民党総裁選で高市早苗経済安全保障担当相と石破茂元幹事長による決選投票となったことに私見を述べた。   

>国会議員、党員の投票で高市氏は合計181票、石破氏は同154票で決選投票へ。   

>橋下氏は「昔の自民党なら、自民党総裁選は派閥の領袖が決めた方に動くんですけど、個々の議員が考えると思うんですけど・・・。   

>政治とカネの問題については、自民党の候補者の言い分に納税者として不満ですが」とコメント。   

>「今回の総裁選を見ていると、高市さんも石破さんも国会議員から人気のない2人なんですよ。   

 

そうですね。なあなあ主義の終わりですかね。   

‘なあなあ主義’ とは、真の意味での検討や意見の交換などをせず、お互いに「なあ、いいだろう」ぐらいの話し合いで全てを済ませること。 

今回で飲食政治の終わりにしたいですね。   

司馬遼太郎は、<十六の話>に納められた「なによりも国語」の中で、片言隻句でない文章の重要性を強調しています。

「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、ながいセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話もきけず、なにをいっているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」

 

>国会議員との付き合いが悪い、飲み会もあんまり行っても楽しくさせない2人が出ているということは、いよいよ身内の仲間だけで選ばれる総裁じゃなくて、一般的に政策とか党員の考えとか、大きな方向性に向かって選んでいくんだなってことで、自民党への不満はいっぱいあるけど、新しい自民党を感じる総裁選でしたね」と語った。   

 

そうですね。新しい自民党を感じますね。      

 

>続けて、「でも本当に嫌われている2人なんですよ、国会議員から」と強調していた。   

 

国会議員にも理性的な付き合いが必要ですね。   

日本人は思考を停止している。それで、自分自身の意見を持たない。マスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら情報を流しても、それが社会の木鐸 (世人を教え導く人) の役割を果すことはない。

‘それがどうした、それでどうした’ の問いに答えが出せない。我々日本人は自分自身の見解を述べる訓練をしてこなかった。だから日本人は個人として価値が低い。      

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)    

 

 

 

 

 


マツダトミオ氏  

2024-09-27 11:24:55 | 文化

>アサ芸biz   >元受刑者が明かす中国刑務所の「反日教育」「日本人いじめ」の壮絶実態   >アサ芸bizの意見・   >1日・   

>中国の広東省深圳市にある日本人学校に通う小学5年生の男子児童が、中国人男性(40代)に刃物で切りつけられる事件が起きたのは918日のこと。   

>この日は、満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日で、犯行の背景には強い反日感情があったと見られている。   

>反日教育や反日プロバガンダが横行するのは、塀の中も同様だ。   

>今年5月まで中国の東莞刑務所(広東省)に収監されていたマツダトミオ氏(仮名=50代=※写真)はこう話す。   

>「私の場合はお金があったから何とかなった。   

>でも、お金がなければ誰も助けてくれない。   

>塀の中では『日本鬼子』(リーベングイズ)と蔑称で呼ばれ、ことあるごとに刑務官から暴言を吐かれる。   

>私と同じように服役していた日本人はプライドをズタズタにされ、耳に入るすべての中国語をシャットアウトしていました」   

>マツダ氏は神奈川の組織に身を置くヤクザである。   

2010年、広東省珠海市において、麻薬密輸に関与した疑いで中国当局に拘束、逮捕され、約14年にわたる拘禁生活を余儀なくされた。   

>マツダ氏が続ける。   

>「覚えているのは未決の勾留施設で、いきなり中国人に頭を叩かれたこと。   

>その時は中国語が理解できず、何を言っているのかわかりませんでしたが、その中国人は、『お前が酒井法子にシャブを渡したんだ』と罵倒していたことが後にわかりました。   

>酒井法子は中国でも大人気で、『蒼いうさぎ』を知らない中国人はいませんからね。   

>また、刑務所の中ではいわゆる『反日映画』が何度も流れます。   

>その内容は凄惨で、中に出てくる日本兵が中国の農村で性虐待など暴虐の限りを尽くすというもの。   

>欧米の受刑者も『これは大げさすぎる』と首をかしげていましたが、そうやって『反日』に洗脳していくのが中国共産党のやり口なんです」   

 

反日は中国共産党の利益になるのですね。損をすることは無いのでしょうかね。   

 

>中国当局による「反日教育」は獄中でも徹底されていたようだ。   

>今回、深圳市の刺殺事件は、柳条湖事件の日に起きたが、マツダ氏によれば、在中国の日本人が最も警戒すべきなのが1213日なのだという。   

>「1213日は南京事件が起きた日で、中国では国家哀悼日と位置づけ、1週間ほど前からテレビのニュース番組は1時間延長して特集プログラムが放送されます。   

>刑務所内では強制的にこの番組を見せ1

られ、徹底的に反日感情を植えつけられます。   

>そんな事情もあって、金も力もない日本人受刑者は徹底的にいじめ抜かれる。   

>もっとも、中国共産党に洗脳されていない中国人も少なからずいて、彼らとは助け合い、友情を育みながら、つらく長い刑務所暮らしを耐えることができました」   

>今後、中国で日本人を標的にした凄惨な事件が起きないことを祈るばかりだが、反日感情を煽り続けてきた中国当局には猛省を促したいものだ。   

 

他力本願・神頼みではどうにもならないでしょうね。           

求めよさらば与えられん。 (自ら積極的に求める態度が必要であるという事)  

 

>(編集部)   

 

中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 () う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。経文など漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。

・・・・・

中華 (ちゅうか)  [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる]    東夷 (とうい)  [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した]     南蛮 (なんばん)  [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう)  [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき)  [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。   

 

朕は国家なり。国を愛せ。朕をも愛せ。個人崇拝・権威主義者より。  

「中国には地球の人口の約6分の1の人が住むが、実際は秦朝時代から中国はずっと『1人』しかいない、驚くべき専制国家。高速で物を運べる機械のようなものだが、逆に言えばとても危険な機械だ」 艾未未(アイ・ウェイウェイ)   

 

 

 

 

 

 


海外留学  

2024-09-26 17:48:06 | 文化

>日刊ゲンダイDIGITAL   >海外留学の難易度とトレンドは? 自民党総裁選候補の3人が東大―>ハーバード大、小泉進次郎氏は関東学院大―>コロンビア大へ   >日刊ゲンダイDIGITALの意見・   >9時間・   

>自民党総裁選候補者には、東大卒→ハーバート大学院(世界大学ランキング4位)が3人(茂木敏充氏・小林鷹之氏・上川鷹之氏)もいて、学歴エリートぶりを見せつけた。   

 

彼らはハーバード大で博士号がとれたのですかね。アメリカの大学は入るのは易しくて、出るのが難しいですからね。      

 

>そんな中、注目を集めているのが、小泉進次郎氏の関東学院大学からコロンビア大学院進学という経歴だ。   

>コロンビア大学は世界ランキングでは30位前後で、東大とほぼ同クラスだ。   

>卒業生には他国の元首になった例が多いことでも知られている。   

>世間的には、これらの海外の超名門大学は、日本の高偏差値大学を出ている学生でないと留学できないイメージがあるが、小泉氏の経歴がそうとも限らないという印象を与えた。   

 

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。

日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実の内容を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民にとどまっている。わが国の有権者はあらかた英米流の高等教育の真価を体得していない。だから高等教育の無償化は国民の総意が得られない。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているので、何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。彼等の出世は高等教育の賜物である。血筋ではない。

当の日本人の若者はいまもなお国内の序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。これは日本語文法に階称 (hierarchy) がある為である。日本人は ’上と見るか・下と見るか’ の判断に囚われざるを得ない。 難関出身者が序列社会でどれほど優位に立つているかの話ばかりで持切りである。それで入試地獄が存続している。世界に関する注意力の不足で日本人は井の中の蛙になっている。国際社会で印欧語族の知識人を相手にして苦戦を強いられることになる。  

 

>アメリカやイギリスの有名大学は、海外からの留学生を集めるために世界ランキング上位を目指して、イメージアップを図るのに懸命だ。   

>ランクアップは外部資金や寄付金の確保にもプラス効果がある。   

>また年間授業料800万円(1ドル140円換算)に達する私立大学もあり、留学生の授業などが大学収入の大きな柱になっているのは間違いない。

 

我が国も教育立国を目指したいものですね。そのような構想をもった政治家はいないものか。   

 

>京都大学の山極元総長は、①英国は2006年に大学の授業料の値上げを始め、留学生には通常の3倍の学費を払う義務を課した。   

>②米国のランキング上位の大学はほとんどが授業料の高い私立大学である、と指摘している。   

>このような現状を考えると、海外の有名大学の大学院留学が、本人の学問的素養を本当に図る指標に成り得るのかと問われれば心許ない。   

 

海外には学問的素養を伸ばさない大学院留学に金を費やす親はいないでしょうね。   

 

>■海外大学院"ロンダリング"は厳しく、近年は大学在学中留学が主流   

>グローバルに国際社会で活躍するためとか、海外の芸術文化を学びたいというのであれば、英語圏以外の欧州など広い選択肢を考えるべきであろう。   

>ヨーロッパには、留学生も含めて大学授業料が、ほぼゼロの国もある。   

>ドイツやノルウェー、アイスランド、フィンランドなどである。   

 

英語による思考形式が、学生を学問的大成に近づける道となるでしょうね。大学授業料の安さに目を奪われて留学先を決めるのは、教育の本質から目をそらすのと同じことです。     

 

>またフランス、イタリア、スペインなど日本人に人気のある各国も、留学生も含めて学費はかなり安い。   

>英語圏にこだわらなければ、本人の学びの目的に沿って選べる留学先の候補は広がるはずだ。   

 

アングロサクソンの文化を離れて留学先を選ぶのは、徒労に終わる危険がありますね。アングロサクソンの権威から理性判断ができるというお墨付きを得ることが大切です。      

 

>近年は、海外留学が必須となっている国際系学部が増えている。   

>国立大でも千葉大学が、全学部生に海外留学必須という思い切った構想を打ち上げている。   

>そのため、国立大学の標準授業料より高い授業料を課すことになった。   

>標準額より高い国立大は首都圏の東京芸術大学、東京工業大学(現・東京科学大)などであり、千葉大学の自負がうかがえる。   

>たとえば国際教養学部では、留学の回数や時期などは学生が決めるが、海外留学が最低1回は必須となる。   

>留学必須の大学・学部の場合でも、秋田県の公立・国際教養大学のように全学生が海外協定校との交換留学は広い選択肢(51か国200大学以上)があるケースや、立命館大学のグローバル教養学部のようにオーストラリア国立大学との協定のデュアル・ディグリー・プログラム(両大学の学位が取れる)が全面的に組み込まれているケースもある。   

>早稲田大学国際教養学部の日本人学生は世界各国の300以上の大学などから留学先を選べる。   

>同大学留学センターと国際教養学部の2経由とがある。   

>同志社大学グローバル・コミニュケーション学部には英語コ-ス・中国語コース・日本語コースがあり、日本人学生の留学先は、英語圏か、中国・台湾の大学となる。   

2021年に新設された神田外語大学のグロ-バル・リベラルアーツ学部は珍しい。   

>入学直後にリトアニアやインド、エルサレムなどに滞在して34週間のスタディツアーがあり、さらに3年次後期にニューヨーク州立大学への長期留学がある、と2回の留学を体験できるのだ。   

>他の大学でも交換留学制度を充実させている大学は多くなっている。   

>円安で海外での留学生活はコスト高になっているが、交換留学の場合はその点でも比較的安心できる。   

>(教育ジャーナリスト・木村誠)