>これは具体的に新日本人と旧日本人のビジネスに対する意識や姿勢がどのように違っているのか、行動の傾向によって意識の違いを示すものです。
>★旧日本人★
>メンタリティー
>【集団依存】 > 会社にぶら下がっている。>どうせぶら下がるなら「寄らば大樹の蔭」と考えている。>数を頼む
社畜ですね。大きいことは、いいことだ。
>【絶対平等主義】>パフォーマンスの低い人の報酬や労働条件に、全員が「平等に」合わせるという「平等主義」>「出る杭は打つ」ものの、決定的な敗者も作らない
結果の平等ですね。出世争いはないのですか。
>【他律性】>自律性がなく、周囲の意見に従って自分の態度を決定する。>だから思考停止していても不便を感じない
そうですね。無哲学・能天気の民に適した協調体制ですね。思考停止していても時代遅れにならないのですかね。
>【論理性欠如】>論理とかセオリーに従わず、感情的、感覚的判断を行う >自分にとってメリットがあるか、自分の立場にプラスかどうかという近視眼的な基準で物事を判断する
理屈を言ってはいけないのですね。歌詠みになるのか。処世術が発達していますね。私利の道に迷いはないのでしょうかね。非論理で一生貫き通すのか。破綻はないのか。
>【目的意識の欠如】> 明確な目的意識を持たず、集団への依存心が強いので、自己を超克する努力などしない。>飲み屋で同僚とぼやき合って、マイナス方向のエネルギーを蓄積していく。
無哲学・能天気では、どうにもならないでしょうね。’我々は何処に行くのか’ という命題には縁がない。伝統的な浪花節調で行くのですね。
>【「知」に対する無感覚】 >「知」の決定的な重要性を意識していない。 >だから洞察力も判断力も磨けないし、自分で物事を考えようとしない >組織的な判断(稟議)を行い、責任を回避する >自分にとってメリットがあるか、自分の立場にプラスかどうかという近視眼的な基準でしか物事を判断しない
日本人には意思がない。意思のない人には、責任がない。責任の所在を求めることもない。責任回避を得策と考えている。この国がひっくり返った時にも、責任者は出なかった。
見ることのできる内容は、’本当’ のこと、見ることのできないものは ‘嘘’ である。現実の内容は、頭の外にある。見ることができる。見ればわかる。非現実 (考え) の内容は、頭の中にある。見ることかできない。ただの話である。話が分かる為には、その文章の理解が必要になる。それは、難しいことである。誰しも、’見て来たような嘘’ をつきたくはない。だから、自己自身の考えを述べることはしない。この状態がとりもなおさず思考停止の状態である。だから、洞察力も判断力も磨けない。
>【批判精神の欠如・内向性】>「目上の者を指さしてはならない」と思っている >自分の仲間なら、反社会的なことをしていても批判しない。 >「身内の恥は我が身の恥」として不祥事を隠匿する。>しかし、たいていはバレてひどい目にあう
そうですね。権力者がいない。責任をもって問題を解決する人間がいない。意思がなくて恣意 (私意・我儘・身勝手) のある人間であっては、権力を持たせること自体が無謀としか考えられない。
>【権威主義・虚礼重視】 >たとえ無能で、年功で出世した者でも、あくまでもメンツにこだわる >メンツの後ろ盾になっているのはカイシャ。>肩書きを取ると、途端に無力になる
わが国は、序列社会ですからね。立身出世は励みの原動力ですね。序列本幹の大きさと本人の占める順位により人間の立派さがわかる仕組みになっている。序列を外れた人間は、何処の馬の骨かわからない。
>【親分肌の明るい笑顔】 > 性格は明るく、根拠なく楽観的。>人に好かれる。>それは資源をばらまいて、人にいい顔をするのが仕事だと思っているからである。>その資源は自分のモノではないのだが……
性格は、赤子のように明るい。 何事もなってみなければわからないので、根拠なく楽観的である。人に好かれる ‘花咲じじい’ が理想の境地。
>【即物的】>所有という概念に執着する >無形資産の価値を理解しない
見えるものは、本物である。見えない内容は、嘘である。
> ・価値志向性
>【価値軽視】 >モノの「価値」をあまり深く考えようとしない > だからさし迫った危機意識を持たないし、価値観の違いを根拠にして他人に「NO」を言わない >「現状のままでいれば、常に明日という日は来るはずだ。何が問題で騒いでいるのか」と他人事に受け流している
何事も、なってみなければわからない。待ちの姿勢でいる。思考停止では、予測は不可能に近い。
>【保守主義・前例主義・教条主義・拝外主義】 >「現状を改変してはならない」という信念を持ち、革新的なことは認めようとしない >自分たちと異なる立場は絶対に許容しない。 >新日本人を敵視する
お変わりのないのが、何よりなことです。詰め込み教育に改変の内容は無い。’我らは、何処に行くのか’ というような哲学的な命題は、考えたことがない。教養が足りないのかな。
>【ご都合主義・相対主義】>何事にも「白黒」をはっきりさせず、自分の態度を表明しない >付和雷同的に「他人がよいと言っているものはいいんだ」と思い込み、物事を実質本意に判断しようとしない
そうですね。自己に判断の基準がない。決断は、状況判断によるしかない。
>【中庸・無為無策を尊ぶ】 >決して「物事の大元を変更してはならない」と思っている。 > 前任者の責任を問うような方針変更は「過激」として排除され、「改革」は単なる弥縫策に矮小化される
日本人は、世界観を持っていない。だから、大元を変更することは考えられない。日本人には、現実があって非現実 (考え) がない。だから、Aの主張とBの主張の間を採って足して二で割る現実的な (世俗的な) 解決策を弥縫策としている。そして、これを中庸の徳と考えているようである。無哲学・能天気な人間にとっては、これも仕方のないことであります。しかし、本当の徳は、現実と非現実 (考え・理想) の間の適当な点を見出すことにあるのでしょう。非現実 (理想) の側にできるだけ寄せて決着点を選ぶことが人間としての務めであり、中庸の徳であります。そうでなければ ‘中庸’ は、月並みな (世俗的な) 手法であり、高く評価される理由などはどこにもありません。
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>★新日本人
>メンタリティー
>【自立・自制・自然】 > 精神的にしっかり自立している >自分をコントロールできる >自然でいられる >作為がなく、無理な負荷もなく、常に平静な心持ちでいられる
わが国の教育は、いわゆる詰め込み教育である。だから、学生は ‘受け売り専門の人’ になることは避けられない。社会は、没個性の人間で占められている。
>【自由な精神】 >「自分は何ものにもとらわれず、何でも思ったことができる」と考える、何物にもとらわれない自由な精神を持つ
日本語には階称 (言葉遣い) があるから、序列人間になることは避けられないでしょうね。自由とは、意思の自由のことである。日本人には意思がないので、自由自体にも意味がない。不自由を常と思えば不足なし。
>【利他精神】> 他人に対する自然な思いやりを持つ
‘あるべき姿’ (things as they should be) の内容が無いので、判断には自他の区別しかない。世界観が無いので、とかく話が狭くなる。
>【自己責任原則】 > 根拠に基づいて合理的に判断し、自己責任でリスクを取る
意思のない人間には、責任もない。意思がなければ、加害者意識もない。罪の意識もない。深刻な反省にも至らない。過ちを繰り返す。この道は、いつか来た道。
> 【自己認識】 >しっかりした自己認識を持つ。 >自分の得意不得意を客観的に把握する。 >得意な部分を伸ばし、不得意を克服しようと努力する
見栄と外聞の観念を捨てるのですね。上下判断は、どうなるのですかね。
>【思慮】>知的好奇心を持ち、情報を収集する >論理的に推論して的確に判断・洞察する力を持つ
日本語では、非現実 (考え) の内容を文章にできない。だから考え (非現実) は、脳裏に存在しない。実況放送・現状報告の内容のみを語る人になる。ナウな感じのする人になる。
>【合理主義】 >目的合理的に行動する
気分・雰囲気に左右されるので、理性的な行動をとることは難しい。意思がないので、恣意的な行動しかできない。恣意 (私意・我儘・身勝手) の自由は、’自由のはき違え’ として、禁じられている。
>【プライド】>自分の仕事、仲間や自分の属する組織に誇りを持っている
序列に基づく組織でない組織ができると良いですね。それには、哲学が必要ですね。
>【内的世界の充実を志向】> 心の豊かさを追求する。>豊かな文化(内的世界)を持っている
日本人には、世界観がない。だから、豊かな内的世界を建設することも容易でない。現実離れのした話は、信じることが難しい。
英文法には、時制 (tense) というものがあるので、非現実 (考え) の内容を文章にすることができる。非現実の世界は、独立した三世界 (過去・現在・未来) に分かれている。それぞれの世界の空白を自分自身の考えで埋めて行けば、自己の世界観が出来上がる。これは、内的世界 (頭の中の世界) である。
>価値志向性
>【価値を追求する】 >「価値」って何? > 人はなぜ、何のために生きているのか=死生観 > 本物と偽物の違いが理解できるか=一流とは何か >世の中全体にプラスになるものは何か=公益に立った価値体系
無哲学・能天気の状態では、価値判断は難しいでしょうね。価値は物質にしみ込んでいるものではない。個人が外から物質に付けるものである。
>【変革志向性 危機意識】 >現状認識力があるので、「常に進化しなければ競争に負ける」という健全な危機感を持つ。>だから変革を望み、価値を尊ぶ
‘我らはどこに向かうのか’ の問いに、答えが出せるのでしょうか。
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