>サラリーマンやってると、毎日毎日、酷使される日々が続きます。>かといって大したご褒美はもらえません。>でも、みんなサラリーマンになりたがるのはなぜなんでしょう? >それは義務教育がすべての始まりではなかろうかと僕は思う。
義務教育に罪を着せても始まりませんね。
>社会に出たら「労働法」や「お金の稼ぎ方」のほうが とても大事なことだと思うけど学校ではそれを教えてくれない。>義務なのに・・・社会に出て本当に役立つことは教えない。>逆に教えるのは無駄な知識ばかり。
わが国は、序列社会で成り立つ国であります。ですから、人間に序列順位をつける必要があります。無駄な知識であろうとも、それを道具にして学校で試験をすれば順位は得られます。その順位が、日本人にとって大切なのであります。ですから、無駄に見えても大切なものを得ていることになります。
日本語には、階称 (言葉遣い) というものがあります。正しい言葉遣いを体得するには、’上とみるか・下とみるか’ の基準が必要になります。その基準を学校から供給されると、礼儀正しい日本人が出来上がります。というのも、日本の礼儀作法は、序列作法で成り立っているからです。ですから、わが国では人間序列の順位が大切にされているのであります。
‘人を見損なってはいけない’ という気遣いから、日本人の序列思考は強迫観念の域にまで高められています。そうでなければ、礼儀正しい日本人は生まれません。’序列なきところに礼儀なし’ だからです。
>僕も昔はそうだったんだけど、なんでほとんどの人は、 雇用されないと生きていけないって漠然と考えてしまうんだろうね。>憲法でも職業選択の自由が保障されてるっていうのに、なんで一つの職業にしがみついてしまうんでしょうか?
日本人は、自主・独立の精神に欠けているからでしょう。自由とは、意思の自由のことでしょう。意思のない日本人には、‘不自由を常と思えば不足なし’です。
>さっきも少し触れましたが、その原因のひとつとして学校教育があげられると思う。>同じ服を着て、同じ時間に登校し、同じ行動を取らされ、訳のわからん校則を強要されるといったように、学校では理不尽に慣れさせるような教育をしているように感じますね。
没個性は、人間平等の証と考えられているのかもしれませんよ。
>幼い頃からこんな洗脳教育を徹底的に叩き込まれりゃ、人間が持っている創造性・表現力・独創性・個性なんて、ほとんど失ってしまうけれど、それにも関わらずルールはルール!と思考停止する人ばかり。
非現実の内容を現実の中で実現すれば、それは創造力を発揮したことになります。
受け売りでない自分自身の考えを述べれば、それは自己の表現力を発揮したことになります。
他人と違った意見を述べれば、その人の個性の表れであります。独創性があります。
>社会は理不尽だから、学校ではそれに適応できる奴隷を製造しますって?
主人公に意思がなければ、奴隷状態から脱出できませんね。
>黒板に書かれたことをひたすらメモさせたり、決まった回答が用意されたテストをくり返しやらせれば、確実に思考を封鎖できるから?
そうですね。非現実 (考え) の内容を想定外に置いている日本語脳では、思考は封鎖されていますね。現在の学校教育は、日本語脳に適合しているようですね。
>思考を封鎖すれば、将来は雇われるという選択しかしなくなるから、奴隷を量産したい政府にとっては願ったり叶ったりだろう。
日本人の ‘無意志・受け身’ の性格は、政府の政策以前のものでしょう。
>日本のやり方は、まことに非効率・非生産的だと思うんですが、どうでしょう? >この意見に否定的な人は、日本人が英語の教育を小学校から大学まで12年もかけて行うのに、なぜ、まともに英語を話せる人が少ないのか?ってことを考えてみたほうがいい。
日本語脳では、英語は無理なのでしょうね。ですから、非効率・非生産的になる。
>●学校という名の奴隷養成専門学校 >自分の頭で考えることをしなければ、権威と同調圧力に弱くなってしまい、マスコミにも簡単に騙されやすくなる。
自分の頭で考えることは、日本人にとって非常に難しいことですね。
現実 (事実) は、頭の外にある。見ることができる。見ればわかる。
非現実 (考え) は、頭の中にある。見ることができない。ただの話である。わかるためには、文章の理解が必要である。だから、文法学校が考えられる。
見ることができる内容は、本当のこと。見ることができない内容は、嘘である。事実は本当、考えは嘘である。
日本人は、自分の考えを述べることをしない。見て来たような嘘をつきたくないからである。だから、思考停止になる。
>義務教育で優等生的な姿勢に終始するように洗脳された人は、国にとって便利なお得意様であり奴隷なのです。
思考停止に陥った人に暗記による詰め込み教育を行うと、洗脳教育になります。戦争中に玉砕するまで戦い抜いた筋金入りの日本人になります。皇民化教育は、洗脳教育の応用でありました。暗記した内容以外には、発想できない人間になっています。
>そうなりたくないと望んでも学校教育自体が、サラリーマンに適応するための教育しかしていないってのが、そもそもの問題。
如何すればその状態を脱出できるかを述べる日本人がいません。
>思い出すと僕たちは幼稚園→小学校→中学校→高校→大学、そして就職と、もうずっと誰かに踊らされてるんです。>親や先生とかの期待に応えるためか知らないけど、自分のために自発的な行動をしたことって本当にありますか?ほとんどないでしょう?
そうですね。日本人には意思 (will) がない。自主・独立の気風に欠けている。だから、優柔不断・意志薄弱に見える。
意思は、未来時制の文章内容である。しかるに、日本語の文法には時制 (tense) というものがない。だから、日本語の脳裏には未来時制がない。そして、日本人には、意思がない。
英文法には、時制がある。だから、英米人には、意思がある。’Independent’ (自主・独立) は、アメリカ人の子供に対する褒め言葉になっている。
我々日本人も、日本語と英語を熱心に学んで時制の大切さを理解して、自己の表現を獲得する方法を学びましょう。この目的には、特に英米流の高等教育が有効であります。
>だから僕は自分でコントロールできる人生を送るために、起業を選んだんですよ。>老後や年金の心配をしながら65歳の定年をむかえるんじゃなくて、健康で体力がある時期に精一杯人生を楽しみたいってだけです。>あなたがやるべきことは、考えること・疑うことの制限を解除することです。
そうですね。私も、考えること・疑うことをするつもりです。
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