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選挙の結果

2015-10-03 06:41:58 | 国際・政治
・> 現政権が道筋を誤ったのなら、次の選挙で落とすという方法がある。
むしろそれだけが正規の手段だ。デモに賛同した人だけが平和主義者で、そうでない人々は間違っているという人は、多数決原理を採用する民主的原則を学び直してもらうか、民主主義以外の方法に変更するか、改めて決定してもらいたい。(引用終り)

民主は自主と衆愚を包括している。その色合いが民度を決める。
多数決原理は、数合わせの原理である。自主的か、衆愚的かを区別しない。リーズン (理性・理由・適当) のない民は、民度が低い。リーズナブルな答えは誰からも期待されていない。だから、自分に反対するものを間違いという。

日本語には、階称 (言葉遣い) ある。上とみるか、下とみるかの判断が必要になる。だから、序列観念は、礼儀正しい日本人の強迫観念になっている。下と見られた。悔しい。励む。向上心と出世欲。小さな身体に大きな望み。国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。順位の向上を一筋に願う。出世できることがらなら、なんでも励む。段とか級の取得が励みになる。だが、それ以外の励みがおろそかにされている。

高等教育においても、難関突破が励みになる。だが、理性の獲得にはつながらない。自主的判断に興味もない。だから、日本人は切って揃えられたような衆愚のメンタリティになる。個人主義が育たない。現実肯定主義者は、序列順位の向上を国力発展の活力元としている。理性の教育には背を向けているので、衆愚を抜け出す道が無い。文明開化の終焉か。日本人には、哲学が必要である。

日本人は金を出して名誉を得ようとしているが、それはなかなか難しい。世界の指導者たちは拝金主義ではないからだ。日本が主導する国連改革はできるのか。花咲爺さんは、聖人でもなければ、哲学者でもない。無哲学の政治家は、考える人たちからの尊敬を得ることは難しい。はたして、国際社会の選挙の結果や、いかに。



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