ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

蟹光線②

2008年12月14日 00時54分45秒 | 自己カルト的
先月書いた蟹光線ですが、
自分が購入した「蟹工船」の劇画漫画が異色だったことが判明。



他の漫画文庫や、ニュースでも取り上げられてた漫画とは
やっぱり内容が違いすぎる。上記の2冊を読んで、原作を読み返したら
「内容変えすぎじゃね!?」なホモホモセブンでした。



船長は嫌な嫌なヤツで私欲を満たすために労働者に過酷な仕事を
押し付ける鬼畜非道な人物。
これは、描き方違っててもそれぞれの本ではほぼ原作小説通り。



が、船長がホモで、主人公っぽい少年を幾度と無く強姦しようと
する描写は原作には無いぞ。少年は、そのたびに助けてくれた龍さんを
慕うのだけど、龍さんは反乱首謀者として折檻を受けてむごく殺されてしまう。

 

代わって、眼鏡+学生服+黒髪のインテリ学生が少年を庇うのだけど
船長の逆鱗にふれて、下半身に焼け火棒を押し付けられそうになる。

労働者達は蟹の死骸が一杯に詰まった龍の死体を船長のベッドに入れておく。
それを、とうとう諦めた少年が自分のモノになりに来たと勘違いする船長。
しまいにはその龍の死体を背負って愛憎めいた言葉を吐く。







他の2漫画に出てくるのは、坊主で眼鏡のぱっちり少年とか、普通の荒くれっぽい
青年とか、鬼畜だけどホモじゃない船長とか。

 

実写映画になるらしいけど、どれがイメージ原作になるのか興味あるところ。

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