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2011調布映画祭に行ってきた 長い

2011-03-07 | ライブ系
調布映画祭


日活撮影所や大映などが現存し東宝や砧の円谷なども近い調布市は映画の街として有名。
今までも時折市内のイベントで古い日本映画を上映することがあり見に行ったことはある。
今回は何気にパルコに買物に行ったときチラシがあって 見てみるとトークショーに興味が。
挙句に特撮3本立てときたら そりゃヲタ魂が鎌首持ち上げるというもので(テヘ

初日に宍戸錠トークショーと赤木圭一郎作品を見たかったのだが婆さんのホームの為に断念。
二日目は午前中にトイストーリー3予定でいたが ちょいと寝坊して出鼻挫かれたし 既に封切り時も見てるし
たぶん子供連れで鬼混みだろうと断念して昼過ぎに行くと トイ帰りはやはり凄かった。
次の『おとうと』まで小一時間あるのに既に長蛇の列にも驚き 不安を抱えつつ目当ての別会場に。

そうお目当てはこれっ!ちょっと今日はサムネイルで写真を貼ってゆくよっ

時間ぴったしに行くと場内に紹介アナウンスが流れているところで ロビーから会場に入るとき
「司会はシベリア超特急で。。。西田和昭。。。」と聞こえる。なななななにーっ?まままさかーっ?
ぼんちゃんかーっ!?

まさかこんなところで初ナマぼんちゃんに会えるとは思いもよらなんだ。お得感満載w
また良い声で司会もスムーズでびっくり。こんな仕事しているんだなと関心。
途中でちょっとだけマイク水野ネタも。スタートの掛け声は「Rolling Action!」だったそうな。

佐原健二さん目当てもさることながらナマ水野久美さんを見たくて。
ところが残念ながら今日は水野さん欠場となってしまった(悲
それでも佐原さんと久保明さんの撮影裏話など短い時間ながらも楽しく拝聴。

久保さんは「見たことのある人」ではあるけど どうにもピンと来ず 本編が始まっても
太刀川寛さんの吉田役だとばかり思っていたけど 途中から氷解。あぁこの人も売れっ子だった。
正統派の二枚目だったんで今のお歳を召した風貌とのギャップに気付かなかったよー。

佐原さんも随分と老けられた。いつもの佐原さんらしいお洋服のままではあったが私の中では
いつもそれにアスコットタイを合わせているイメージが強いのに今日はしていなかったなー。
久保さんよりはまだお話が判り易くイベントを盛り上げておられたと思う。
今回の東宝作品群が礎となってか後にウルトラシリーズが生まれたようなもので おのずとウルトラQや
セブンでの佐原さんを思い出すが それだけではなく幾多の作品に出ていた人だものなと。

トークの久保さん唯一w秀逸だったのが マタンゴ撮影時が本当に楽しかったとのこと。
監督以下撮影スタッフ以外は役者が7人だけだったという部分だった。
その後の上映でキャスト見るとそれなりたくさん(天本さんの名前もあるが判別はできないw)のに?
と思ったら 他のキャストは漂流時以外の出と マタンゴの中の人たちだったと理解。主要はやはり7人だ。
一癖も二癖もある役柄ばかりで演るのも見るのも楽しかっただろうなと思う。

ともあれ上映に移り 久し振りの1stゴジラ。なんかもう東宝だと有難いねー。
黒澤映画以外でも志村喬さんをたくさん見ることのできるヨロコビ。
河内桃子(当時の女優にしては凄い細すぎ)がヒロインてのも意外だが 「カイジュウエイガ」には
相変わらずの宝田・平田昭彦のツートップ。二人とも好きじゃないけど安心感w
そして特撮の妙。銀座周辺や数寄屋橋を渡るサマ。飴のように曲がる鉄塔。
カラー以後も味はあるが 白黒画面で光るゴジラの背びれなど俄然うっとりする。

ロビーにあった陳列物の一部

ゴジラシリーズ中 一番最初にゴジラの顔がちゃんと出てくるシーンの絵コンテ




やっぱ1stゴジラは手足が小さくて現代よりむしろリアル感あるかなと。
島での足跡なんか笑っちゃうくらいに可愛かったもの。尻尾の跡もリアルだった。
もう死ぬまでにまた見るかどうか判らないけど久々見といて良かったなと。

2本目マタンゴのスチール写真

笠井役の土屋嘉男さん。黒澤組でも真面目な良い役が多いけど今回はだらしない横柄な
金持ちの会社社長役。まぁこの人は何をやってもうまい人だったが。
今回は佐原さんも割とヨゴレ役で 役の割に身体が作られてなかったけど歯抜けw等うまかった。

実際この映画はもう記憶にないくらい昔に見たので プロローグのシーンから記憶が薄い。
好きな小泉博さんが出てたのも覚えてなかったわ。小泉さんと言えばクイズグランプリの司会だが
私はこの人の役者のときが妙にステキで好きなのだ。マッチに似てるのにマッチと違って好きw
思いがけない『退場』の仕方にちょっと気持ちよくヤラレた。
そしてこの7人と同列に載っていた天本英世さん。出てこないのよー出てるけど。
マタンゴの中の人役だったというオチw

状況の割には時代的なものかエロシーンはないけれど マタンゴを食べて幻覚を見てる画像は
すごく面白かった。当時はあんな画像よく出てたよね007とか(知りたい人は見るよろし)
あとマタンゴの声や音効がバルタン星人ぽかったり ウルトラ系の音まんまで笑える。

そして本編から エピローグの久保さんが後ろを向いてるところで 見た記憶と結末を思い出した。
もう終わるとこだけど あぁそうだったと。星新一の原作とも言われ名を連ねてるに『らしい』話。
白黒ゴジラの後に見たんで カラー具合が目に痛いほど明るく楽しかった。

「ほんとにおいしいわぁ」とマタンゴをモグモグ食べてる水野久美w

水野さんホントきれい。露出度の高い派手なお衣装がステキだった。はー面白かった。

そして3本目の妖星ゴラスは流石にヘビーになり離脱。やっぱ見るべきだったと後悔先に立たずだが
2本見れただけでも良い一日だった。ボンちゃんは知人に全部見ると話していたっけ。
惑星の衝突モノというとショーンコネリーのメテオを思い出すが ゴラスのが元だわねー。

長くなったがおまけに他の展示品を。

妖星ゴラスのスチール 本多監督と映ってるのは池部良さんだーっ!(泣
後から知ったが この作品は上原謙まで出てたのねー。。。



最後は何故かモスラの台本と絵コンテ

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