昨日、日本ろう者劇団の芝居を観に行った。
創立30周年記念公演、「エレファントマン」をめぐるお話。
ろう者劇団の芝居は、一昨年に続き2度目の観劇。
役者は手話でセリフを語るが、健聴者の役者が声をあてているので、手話がまったくわからない人も楽しめるようになっている。
通常の手話から音声への通訳の場合は、通訳の方が手話を読み取り、声を出すので、順序として手話→声となるのだが、芝居の場合は基本的には同時、あるいは声が先行する。
手話を読み取ろうとすると声に惑わされたりでなかなか手話をうまく読み取れなくて、途中耳をふさいで見たりしているうちにやっと慣れてきた。
(耳をふさいだり足を組み替えたりして、隣に方にいやな思いをさせてしまったようで、失礼しました)
ただ、声の出演の方が、勇み足で次のセリフまで言ってしまうことが結構あり、そのあたりは、うまくいっていない部分もあった。
演出的には、ついたてを自由自在に動かして、時間と空間を飛ぶ演出は面白かった。
またエレファントマンの顔をどこでどういう風に見せるのかなと思っていたら、かなり早い時間帯であっさりと見せて、尚且つほぼ特殊造形的なものがないことに驚いた。
しかし、社会から見放される弱い立場のエレファントマンと、外見的には違いがわかりにくい聴覚障害者、ろう者の姿を重ね合わせているとすれば、それはそれで効果的かもと思われた。
創立30周年記念公演、「エレファントマン」をめぐるお話。
ろう者劇団の芝居は、一昨年に続き2度目の観劇。
役者は手話でセリフを語るが、健聴者の役者が声をあてているので、手話がまったくわからない人も楽しめるようになっている。
通常の手話から音声への通訳の場合は、通訳の方が手話を読み取り、声を出すので、順序として手話→声となるのだが、芝居の場合は基本的には同時、あるいは声が先行する。
手話を読み取ろうとすると声に惑わされたりでなかなか手話をうまく読み取れなくて、途中耳をふさいで見たりしているうちにやっと慣れてきた。
(耳をふさいだり足を組み替えたりして、隣に方にいやな思いをさせてしまったようで、失礼しました)
ただ、声の出演の方が、勇み足で次のセリフまで言ってしまうことが結構あり、そのあたりは、うまくいっていない部分もあった。
演出的には、ついたてを自由自在に動かして、時間と空間を飛ぶ演出は面白かった。
またエレファントマンの顔をどこでどういう風に見せるのかなと思っていたら、かなり早い時間帯であっさりと見せて、尚且つほぼ特殊造形的なものがないことに驚いた。
しかし、社会から見放される弱い立場のエレファントマンと、外見的には違いがわかりにくい聴覚障害者、ろう者の姿を重ね合わせているとすれば、それはそれで効果的かもと思われた。