サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

音楽について

2010年10月03日 | 映画「アイコンタクト」について

「ベンダ・ビリリ」の項で音楽に対するコメントが書かれていたので、少々アイコンタクトに関する音楽の事を。

映画「アイ・コンタクト」内で使用されている音楽は、福田裕彦さんに書き下ろしてもらった楽曲です。
福田さんのブログ
http://blue.ap.teacup.com/punipuni/
映画のサントラは発売されていないので、特にタイトルはありません。
福田さんのなかではあったかもしれませんが。

音楽をどうするかは、実は結構悩みました。
当初は和太鼓だけとか、ウッドベースだけとか、聴こえない人にも振動が伝わりやすい楽器のみでの構成も考えたのだけれども、聴者(聴こえる人)も映画を見るわけだし、楽曲を作ってもらった方がいいという結論に達しました。
但し、音楽を入れ過ぎないようにすることと、難聴の方の邪魔にならないように喋っている部分には出来るだけ音楽をかぶせないことは意識しています。
福田さんも映画の趣旨を理解してくれ、無音の部分なども意識した、いい曲を書いてくれました。

ちなみに上映の合間に流されていた曲は、サポートソング「A.I.O」です。
これは、♀GOMAさんが手話を猛特訓して手話付きのサポートソングとして、DVD付きのCDが発売されています。
映画の中では使用していませんが、イベント等で歌ってもらっています。
♀GOMAのサイト
http://gomaco.tv/media.html

手話の振り付けをやってもらったのは、手話アイランドきいろ組
私も手話を学びに通いました。
http://www.shuwa-island.jp/aio/


 

 

 

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ベンダ・ビリリ

2010年10月02日 | 日記
最近映画をほとんど観る事が出来ず、
空いた時間にドキュメンタリー映画「ベンダ・ビリリ」を見てきた。
コンゴの首都キンシャサで路上生活を送る、下半身不随の男たちと、
ストリートチルドレンによるバンド「スタッフ・ベンダ・ビリリ」のドキュメンタリー映画だ。
空き缶に弦を1本だけ張った自作の楽器の音色が素晴らしい。
思わずCDを購入。

チームに対して

2010年10月01日 | 映画「アイコンタクト」について
一昨日は「ロストパラダイス・イン・トーキョー」の白石監督とのトークショー。
デフリンピックを前にして、チームの監督やコーチにもかなり戦術的な意見も言ったりしていた等と話しているうちに、あっという間に時間切れ。

実は当初、チームに対してサッカーに関することは基本的にはあまり言わないことにしていた。
聞かれた事には答えていたが。
だがチームをずっと見続けてきた唯一の客観的な人間として、あるいはサポーター第一号として、
チームのためになると思われることは言った方がいいのではないかと思い直し、
デフリンピックの2ヶ月ほど前から、意見をかなり言うようにした。
選手にも監督の考え方と矛盾しない範囲でポジショニングについてメールしたり、いろいろ言ったり。
少しはお役に立てただろうか。

ところで、レイトショー公開されている「ロストパラダイス・イン・トーキョー」は、スタッフ・キャストの熱意が伝わってくる力作。
違和感を感じる点もあったが、低予算で作った映画とは思えない濃密な映画になっている。
こちらも「アイ・コンタクト」と同様、10月8日までの上映。