虫嫌いの方、すみません。おののいてしまった方、すみません。ゴキブリではないですので、御安心ください。
しつこいようですが、今朝は早起きしました。寝室の隣りで、アイロンをかけておりますと、外の景色、朝日の光線の加減か、金毘羅山あたり、ほのかに赤光りして、まれな美しさを醸し出しているではありませんか。そのとき、5時45分。これは写真で! と思い立ったのですが。デジカメは事務所に置いてあるんだった・・・ 取りに行きたいけど、こんな時間、事務所から物音がしたら、怪しくて、みんな起きてしまうだろうなあ、と思って、我慢しました。
それから、20分程してか、おばあちゃんが階段を下りる音がしたので、早速カメラを取りにいきました。そして、また二階に上がるというとき、上の写真の虫を発見したのです。
おお! これは、オサムシ。(けっこう言い切ったぞ!) いったい、どの程度の方が、「オサムシ」をご存知なものなのでしょうか。私は、去年初めて、名前をしりました。
「オサムシ」 草むらや石の下などにいる。肉食性。 と、図鑑に載っていました。私だけでしょうか、こんな地味な虫、名前も知らなかったし、知ろうとも思わなかった。
のですが、このオサムシ、愛好家の同好会ができるほどの、れっきとした人気者なのだそうです。昨年、琵琶湖博物館に行きましたら、展示ホールで、「歩く宝石 日本のオサムシたち」 というのが、開催されていました。
歩く宝石、と呼ばれるほど、美しい外見を持つ、オサムシ。めったお目にかかれないのでしょうが、本当に西洋貴族の宝石箱のような姿の、希少種オサムシが展示されていました。確かに、よくみると、このオオオサムシ?も、縄目のような綺麗な模様がある。もし、お嫌でなければ、写真をクリックして、ドアップ写真も見てやって下さい。
それにしても、なぜそんなにすぐ、オサムシ!と反応することができたのか。それは、寝室に張ってある「オサムシ展」のオサムシ・ドアップポスターのおかげです。はい。うちの虫博士と、日々、学習してます。
追伸:この写真の虫、オオオサムシではないかと思っているのですが、いまいちよく分かりません。もし、オサムシ同好会の方、見ておられましたら、ぜひ御連絡下さいませ。
あっ、そうそう、それから二階に上がって、例の(前回ブログの) 風景写真を撮ったのですが、時すでに遅し、もういつもの金毘羅山に戻っていました。虫遊びすぎたああー。