京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

栗の渋皮煮

2006-09-28 14:50:30 | 妻!の料理
 こちらは、昨日仕込んでおいた栗の甘露煮。


 
 砂糖煮して、一晩置いたものをあげて、きれいなシロップに漬け込みました。
 甘露煮は完成。

 点数は、70点かな。
 初めてにしては、上出来。
 でも、浸水時間が長かったため(つまりは放ったらかし)、アクの色が実に染みてしまい、いまいち色の仕上がりが良くない。
 次回、健闘




 こちらは、渋皮煮の用意。
 けっこう、わたくし、くたびれてきましたもんで、もういいかげん。

 ずーっと、漬けっぱなしだった栗。
 仕上がり悪そうだ。
 しかも、渋皮煮は途中から思いつきで始めたため、渋皮傷つきまくり。(傷つけてはいけないのが、肝心の渋皮煮)


 
 重曹を加えた水で、アクを抜くこと、二回。
 長時間の浸水で、かなりアクが抜けていたとみて、煮汁も色が薄い。



 煮立って、泡が出てきたら、渋皮に付いている毛のようなやつや筋が浮いて、取れてくる。
 アク抜きの醍醐味。
 
 その後、流水にさらして、今に至ります。
 完成はいつかなー。
 もう、いい加減くたびれてます。
 いやだー!

 明日はお遊びデーだ。決ーめた。


(追記)
  
 嫌な予感は当たり、失敗してしまいました。
 やっぱり、順番間違えたのと、渋皮にキズを作ってしまったのがひびいてます・・・
 リベンジッ! 
 

未生流笹岡さんのお話

2006-09-28 10:16:55 | 京都観光に役立つ?話
 今日も上天気ですね。
 昨夜からパラパラと雨が降っていたようですが、あがりまして、山の霞が取れてきたところをパチリ。朝、7時撮影。


 
 電線入り。
 
 手を抜いてますな。
 ああ、この電線がなければねえ。
 無いと困るのですけど。

 地中に埋め込むなんて計画ありませんか?
 これさえなければ、強気に展望カフェでもするのに・・・


  

 ミーツ「日帰り名人」を買いました。
 歴史を遊ぶ!ですって。
 人様のブログで教えていただきまして、さっそくファミマに買いに走りましたよ。

 今まで、ありそうで、なかなか無かった本。
 「人物編」「事件編」などに分かれていて、面白い。
 とりあえずお城めぐりのために買ったけど、いろいろ活用できそうです。

 巻末に、懸賞つきアンケートがあった。
 たまには良いかなと思い、質問事項を見てみる。

 本誌を見て、行きたいところはありますか?

 うーん、どこだろう。
 考えてみた。

 34ページ。
 未生流笹岡 華道一日体験。です。
 写真を見ていると、ぬわんと次期家元じきじきにご指導頂けるような感じである。(文章には、はっきりと書いてないが。)

 きっと、次期家元 笹岡隆甫氏は、この紹介のされ方はとってもお嫌でしょうが、はっきり言って、「イケメン御曹司」である。
 すみません。
 でも、このほうがはっきりわかりやすいでしょう。

 実は、(すごくもったいぶった言い方で)、うちのお父さん、伝統産業青年会主催の華木サロンの運営で、この方にお会いしたことがある。
 いーなー。
 どんな方か知りたい方、いますぐ検索してみてください。
 今をときめく、プリンス。サラブレッド。
 そういう方でなければ、絶対にできぬであろう、表情、雰囲気。
 ほほう。である。
 
 まあ、それはさておき、基本的な花の扱いなども御教受いただけるらしい。
 なんともったいない。
 
 いけばな。
 我流である。
 
 とりあえず、お店に必要なので、生けては見るのですが、きっと「愚の骨頂」なのね、と思うと、なんだか恥ずかしいのである。
 習いたい。けど、なんだかお高いイメージで入り込めない。
 でも、プリンスじきじきなら、がんばれるかも。
 と、いささか、不純な動機で、行ってみたいと思うわけです。

 華木サロン・笹岡さんの会。
 東京からも(いや、別の会の話だったかな?)、申し込みがあったそうで。
 
 でも、どんな理由でも、いいじゃないですか。
 若者の(自分も含む?)伝統離れ。
 私もその一人。
 お花も、お茶も、着物も、なーんにもできません。

 そういえば、結婚したとき、祖母が「なにも教えてやれなかった」と嘆いておりました。
 一通りたしなんでいた祖母。
 うーん、おばあさんになるくらいまでには、がんばってみるからね。

 京都には、触れようと思えば、たくさんチャンスがあります。