京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

さっきの話のついで。

2007-04-05 17:02:19 | 妻!日記
 親には申し訳ない、いい加減な話。

 わたくし、学校決めは、出身有名人で決めました。
 この話を聞いた人は、たいていヒキます。

 松竹新喜劇・渋谷天外さんが卒業された、わが母校か・・・
 植木等さんの東洋大学。
 (結局、東京に出る勇気がなくて、受験もしませんでしたが・・・)



 植木等さん、先日お亡くなりになりました。

 とっても、寂しいです。
 そうでうよね。
 もう、そんなお年なのでした。
 自分も年取ってきたしね・・・

 そりゃあ、いつかはこんな日が来ると・・・思ってはいましたが。
 やっぱり、すごく寂しくなりました。

 私世代にはね。
 「スーダラ節」というより、「スーダラ伝説」。
 (覚えている人はいるかな?)
 交通事故で急逝してしまったアイドル・高橋君のおじいちゃん役で、ドラマに出演されていました。

 高校時代には、通学時にクレージーキャッツの音楽を聴いていました。
 (こんな高校生は、たぶん私だけですが・・・)
 ともかく。
 すごく寂しいです。

 植木さんの御冥福をお祈りいたします。



 
 ところで・・・
 植木さんの画像を探していた時に、偶然知ったことなのですが。
 植木さんの息子さんは、作曲家の比呂公一さん。

 お名前を聞いても、ピンと来ない方も多いかもしれませんが・・・
 子育て中の皆様なら・・・

 「ざわざわ森のがんこちゃん」とか、「バケルノ小学校」のテーマ曲を作曲されたのが、比呂公一さんです。
 お名前を聞いて・・・なんだかどこかで見たことある名前だ、と思っていたら。
 とっても身近な?人だったのです。
 (毎朝お世話になってます

 音楽の感じから、なんとなくタケカワユキヒデさんの知り合いかと思っていましたが・・・

 そういえば、がんこちゃんの歌は谷啓さんが歌ってるし・・・
 植木さんつながりだったのですね。 

試験ノート販売

2007-04-05 16:49:58 | 妻!日記
 昨日、ふと思い出しました。

 大学時代、年二回の試験前になると。
 普段は閉まっている商店の裏で、授業ノートなるものが販売され。
 非常に繁盛していました。

 いわゆる、大学講義の聞き取りノートの複写です。
 (プラス、試験勉強のツボが書いてあります。)
 もちろん、作成者は講義に出席している学生で、試験前になると、販売ノート作成の募集がされます。

 非常に不届きな商売。
 ですが。
 わたくしは非常にお世話になり・・・
 もちろん、文科系だったから、そのようなことが通用したわけですが。
 おそらく、このノート販売がなければ、4年で卒業できなかったものと思います。

 ええ、真面目に授業に出てませんでしたから。
 すみません。
 昼間は、眠り姫のように寝てました。
 もちろん、ちゃんと出席しようと、ある程度努力はしたのですが。
 睡魔には勝てませんでした。

 ですから。
 テスト前になったら、あせりまくり・・・
 毎度毎度、どうしよう・・・と悩んで、今までの自分の堕落を責めるわけです。

 で、とにもかくにも、この事態を克服しなければいけない、という心境になり。
 要は、テストで必要点数以上取ればいいわけだ!
 講義ノートを買いに走り。
 最終講義に出席して、ある程度、試験の内容を把握するわけです。
 (先生も鬼ではないので、子羊たちにヒントを与えてくれるのです。)

 この二つ(販売ノートと、先生のヒント)をもとに・・・
 試験前日から、一夜漬けの勉強。

(若者たち、決して真似をしてはいけません。)
 まず、ある程度試験にでそうなキーワードに的を絞り。
 図書館等に行って、情報収集をします。
 
 つまり、試験は十中八九、論文形式ですから。
 何でもいいので、理屈を文章にして書かなければいけません。
 キーワードから広がる知識を収集して、論文の字数を埋めることに役立てます。

 自宅に資料を持ち込み。
 この作業を、徹夜して、猫も杓子も、とにかく知識を詰め込みます。
 
 夜は10時から、(間、仮眠を取ったりしながら)朝、試験が始まる時刻まで・・・
 ひたすら、知識を詰め込みます。

 そうして、命を削るような試験勉強をして。
 無事、試験合格。
 今に至ります。

 そして、いつも思うこと。

 この試験勉強の努力。
 普段から、毎日続けたら、私はどんなにか賢くなったのだろうな・・・と。
 いや、毎日少しずつでも・・・
 予習・復習出来る人間だったら・・・
 
 不真面目な人間だから、まあ、この程度の人生歩んでるんでしょうなあ。

 フレッシュマンよ!
 新生活頑張れ~~~~。
 決して、私のような生活するなよ~~~。

 と、思った今日この頃です。
 (入学当時は、人並みに公務員だとか、法曹に憧れる、初々しい学生だったのですが・・・
 こう見えても、わたくし法学士。
 はっきり言って、何の役にも立ちません。
 大学、まあ、主人との出会いが、唯一の価値?
 価値かなあ?
 価値でありますように。