今日が、先日借りたビデオの返却期限。
昨日になって、それを思い出し、あわてて「兵隊やくざ」を見ました。
ビデオ一本170円。
それを無駄にするのと、徹夜して見て、翌日の寝不足を我慢すること。
天秤にかけることになりましたが。
ブログで、こうも公言した以上は、見ないとなんだか恥ずかしい・・・
ので、頑張って、夜中に起きて見ました。
だから、今日は、起きるの、ムチャクチャしんどかったです。
週末でしたしね。
子達の新学期生活に付き合い、こちらのほうがくたくたになっていたのですが。
それでも、見ました。
今朝、3時ごろ起きて、約一時間半の映画を見て・・・
目覚ましがなるまで、布団の中で仮眠。
やはり、一度で起きれなかったので、ゆっくり起きてから、弁当作り。
長男を送り出してから。
横断歩道の旗振りに行く・・・
それから、次男を園バスに乗せ。
銀行回りのお出かけをしました。
しんどかったです。
でもね。
見た価値、ありました。
7年ぶりくらいに見ましたが。
やっぱり良かったです。
見ごたえのある作品でした。
全てが良かった・・・
せりふのひとつ、ひとつも、全て良かったです。
構成もしっかりしており、製作陣が何を伝えようとしていたかが、ひしひしと伝わってくる映画です。
現代人としては、当時の戦局や軍隊事情を知らなければ、ちんぷんかんぷん!な所もありますが。
もう一度、そこら辺を復習してから見ると、また違った角度から味わうことの出来る、非常に奥の深い映画であります。
勝新ばりの単なるバイオレンス?映画でもなく、かといって、娯楽映画というわけでもない・・・
おそらく、製作陣(インテリ層)が戦時中、兵役で感じたことの、回顧録としての意味・役割をもっていたのではなかろうか、と私は思うのです。
戦友としての観客たちと共有する思い・・・
はるか遠い地に散っていった者たちへの鎮魂歌か・・・
現代人の私としては、どこまでそれを思い図ることができるのかなあ、と思います。
(簡単な、兵隊やくざのストーリー)
太平洋戦争も末期に近い頃(ガダルカナル撤退以後)の、満州の陸軍歩兵の兵営。
ここは、いわば陸の孤島で、一本の大陸鉄道でのみつながっている、軍隊という名の監獄なのであった。
暴力と不可解な上下関係が横行し、まともな精神状態では生きてゆけない。
逃げ出せば、軍法会議・銃殺。
うまく逃げても、狼に食われるか、凍死・飢え死にを免れない。
そんな境遇に、主人公、有田上等兵(田村高広演じる)は居た。
彼は、三年兵。(軍隊では、階級よりも、くさいメシ何年食ってるかがモノを言うらしい。)
(多分学徒出陣出身か何か)インテリ層で、階級試験さえ通れば、将校にもなれる境遇であったが、軍隊嫌いの性分で、わざとグータラを演じ、あと一年での除隊を楽しみにしていた。
そこに、札付きのワルで、周りが手を焼いている初年兵・大宮二等兵(勝新太郎演じる)が配属されてきた。
ヤクザの用心棒であった彼には、上官の往復ビンタの制裁も全く効き目がない。
暴力は理知で制せよ、とばかり、インテリな有田上等兵が破天荒・大宮を指導するよう、上官命令が下された。
有田・大宮コンビの誕生である。
有田は、大宮に対して、怒らない、暴力・制裁を加えない。
大宮の存在そのものを受け入れる・・・
そんな、現代の子育て談義にも通じるようなやり方で、彼は、大宮の信頼を得た。
大宮自身も、破天荒な人間ではあったが、権力に媚びず、人間そのものを直視しようという素直さがあった。
どこか通じるものを感じて、意気投合する二人であった。
軍隊とは、絶対的な上下関係のあるところであったが、かつおかしな常識の存在するところでもあった。
有田が、その矛盾を用いて、うまく問題解決していくシーンは、なかなか爽快です。
まあ、屁理屈ぬきとして・・・
田村高広さんの・・・
すっごい、男前なこと。(若かりしころね・・・)
インテリで、男前。
それが、一番の目あて、だったりします・・・
昨日になって、それを思い出し、あわてて「兵隊やくざ」を見ました。
ビデオ一本170円。
それを無駄にするのと、徹夜して見て、翌日の寝不足を我慢すること。
天秤にかけることになりましたが。
ブログで、こうも公言した以上は、見ないとなんだか恥ずかしい・・・
ので、頑張って、夜中に起きて見ました。
だから、今日は、起きるの、ムチャクチャしんどかったです。
週末でしたしね。
子達の新学期生活に付き合い、こちらのほうがくたくたになっていたのですが。
それでも、見ました。
今朝、3時ごろ起きて、約一時間半の映画を見て・・・
目覚ましがなるまで、布団の中で仮眠。
やはり、一度で起きれなかったので、ゆっくり起きてから、弁当作り。
長男を送り出してから。
横断歩道の旗振りに行く・・・
それから、次男を園バスに乗せ。
銀行回りのお出かけをしました。
しんどかったです。
でもね。
見た価値、ありました。
7年ぶりくらいに見ましたが。
やっぱり良かったです。
見ごたえのある作品でした。
全てが良かった・・・
せりふのひとつ、ひとつも、全て良かったです。
構成もしっかりしており、製作陣が何を伝えようとしていたかが、ひしひしと伝わってくる映画です。
現代人としては、当時の戦局や軍隊事情を知らなければ、ちんぷんかんぷん!な所もありますが。
もう一度、そこら辺を復習してから見ると、また違った角度から味わうことの出来る、非常に奥の深い映画であります。
勝新ばりの単なるバイオレンス?映画でもなく、かといって、娯楽映画というわけでもない・・・
おそらく、製作陣(インテリ層)が戦時中、兵役で感じたことの、回顧録としての意味・役割をもっていたのではなかろうか、と私は思うのです。
戦友としての観客たちと共有する思い・・・
はるか遠い地に散っていった者たちへの鎮魂歌か・・・
現代人の私としては、どこまでそれを思い図ることができるのかなあ、と思います。
(簡単な、兵隊やくざのストーリー)
太平洋戦争も末期に近い頃(ガダルカナル撤退以後)の、満州の陸軍歩兵の兵営。
ここは、いわば陸の孤島で、一本の大陸鉄道でのみつながっている、軍隊という名の監獄なのであった。
暴力と不可解な上下関係が横行し、まともな精神状態では生きてゆけない。
逃げ出せば、軍法会議・銃殺。
うまく逃げても、狼に食われるか、凍死・飢え死にを免れない。
そんな境遇に、主人公、有田上等兵(田村高広演じる)は居た。
彼は、三年兵。(軍隊では、階級よりも、くさいメシ何年食ってるかがモノを言うらしい。)
(多分学徒出陣出身か何か)インテリ層で、階級試験さえ通れば、将校にもなれる境遇であったが、軍隊嫌いの性分で、わざとグータラを演じ、あと一年での除隊を楽しみにしていた。
そこに、札付きのワルで、周りが手を焼いている初年兵・大宮二等兵(勝新太郎演じる)が配属されてきた。
ヤクザの用心棒であった彼には、上官の往復ビンタの制裁も全く効き目がない。
暴力は理知で制せよ、とばかり、インテリな有田上等兵が破天荒・大宮を指導するよう、上官命令が下された。
有田・大宮コンビの誕生である。
有田は、大宮に対して、怒らない、暴力・制裁を加えない。
大宮の存在そのものを受け入れる・・・
そんな、現代の子育て談義にも通じるようなやり方で、彼は、大宮の信頼を得た。
大宮自身も、破天荒な人間ではあったが、権力に媚びず、人間そのものを直視しようという素直さがあった。
どこか通じるものを感じて、意気投合する二人であった。
軍隊とは、絶対的な上下関係のあるところであったが、かつおかしな常識の存在するところでもあった。
有田が、その矛盾を用いて、うまく問題解決していくシーンは、なかなか爽快です。
まあ、屁理屈ぬきとして・・・
田村高広さんの・・・
すっごい、男前なこと。(若かりしころね・・・)
インテリで、男前。
それが、一番の目あて、だったりします・・・