長らくご無沙汰していた石垣ブログ
気持ちがやっと平常に戻って、書きたい気持ちが湧いてきましたよ
昨年末の登城・・・
投稿がすっかり遅くなってしまいましたが
ざざっと、ご報告申し上げます
いつものごとく、里帰りついで
新幹線、途中下車して、姫路にやってきました。
姫路駅~お城までは、数百メートル
のんびりお散歩気分で行きました。
(うちの子、こういう↑のが好きなので)
姫路城は、かつては三重の堀で囲まれていたそうでして
一番外側の外堀が、姫路駅あたりにあって・・・
外堀(姫路駅)と内堀の間にあったのが
中堀
その中堀は、現在埋め立てられて、国道2号線になってます。
その横(お城側)にある土塁が、中堀の名残
東西にずらーっと土塁があって、なかなか壮観です
(さすがは天下の名城、そういうとこでも差をつけますね)
内堀を渡って、お城に入ります。
内堀渡った先の大手門(桜門)から先が・・・
①三の丸
門をくぐったら、ど~んと天守閣が~
と言いたいんですけどね
工事中ですわ
(左手が、後ほど最初に見学する西の丸・右側が本丸です)
ま~、私はあくまで石垣見物目当てですから
良いんですけどね
負け惜しみじゃないけど
内堀と三の丸を隔てる石垣が面白くて
結構しつこく観察してました
たぶん往時のものと思うけど
緻密な石組みの水路が作られていて
面白かったです
一体どなたの普請でしょうね。
で、
いちいち観察していては、日が暮れてしまうので、
どんどん先に進み・・・
案内・赤文字の・・・
正面登城口から菱の門を通って、西の丸に行きました。
↑ 菱の門 ↑ 菱の門手前からは、本丸の眺めが素晴らしいです!
②西の丸
奥に見えているのが、西の丸渡櫓
長局・百間廊下と言われているほど、とにかく長い櫓です。
向かって左端(南)から入場しました。
いたって簡素な造り
すごい奥行きの深さです
何回か曲がったり、階段登ったりしながら・・・
北端の化粧櫓に向かって進みます
建物の石垣は、急勾配にすることで、敵の侵入を防ぐ役割を果たすわけですが
角の部分は、建物の重みが増すために、勾配をきつくすることが出来ないんだそうです。
そのため、敵に狙われやすく・・・
そのぶん、守りが厳重になっていました。
~石落とし、鉄砲の穴~
三の丸渡櫓は、南北・くの字状に曲がっているのですが
↑ 南 ↑ 北 ↑ さらに北 →北端に化粧櫓
← 渡櫓・北端にある化粧櫓
千姫が嫁入りの時に持参した化粧料で作られたという櫓です。
で、西の丸を出たら、次は二の丸・・・
二の丸から本丸に向かう道は、九十九折のようになってました。
天守は見えてるのに、遠いです
はの門
③二の丸
(はの門~にの門までの空間)
写真中央、むき出しの丸太が見えてます
(↑ にの門のところの櫓)
丸太のとこ、アップ
向かって右側に進んで行って・・・
↑ 本丸の壁 ↓
本丸の石垣で行き止まって、つづら折り
本丸はすぐそこだけど、
大手道はグネグネ曲がってて、なかなかたどり着きません
九十九折り経て、にの門に向かう・・・
にの門くぐって・・・
(くぐってる人の頭上にある丸太、前の櫓写真に写ってます。)
やっと、本丸入口の正面に来ました。
(天守閣が見えたら最高なんですけどね)
小天守群
小天守といっても、地方のお城の天守閣並みの大きさです
立派な破風
④本丸
小天守、石垣も立派
本丸の中の備前丸という広い敷地
天守閣の南側にあたります。
守りが頑丈ですね~
で
天守閣には入れないので
来た道を戻り
(さっきの丸太の下をくぐって、本丸方向の壁~)
二の丸はの門から・・・
正面に見える西の丸化粧櫓がきれい
長男の撮影ですけど、さまになってます
ろの門くぐって、
お菊井戸方面(天守閣・備前丸の南側)に向かいます。
備前丸の石垣
見事な扇の勾配です
ぬの門
門の上部が渡り櫓になってます。
この先にお菊井戸
も一度ぬの門くぐって・・・
埋門くぐって、出口方面に向かいます。
なるほど、埋門
右端の階段が、
埋門(手前の石垣の右角部分の下部・左から右へと抜けます)の出口
階段の奥に、先ほどのぬの門・渡櫓が見えてます。
写真上・左側の石垣は、先ほどの扇の勾配の立派な石垣です。
そして
埋門・階段下りた先には、三国濠があります。
唯一のみずみずしい空間です。
水面に浮かんだ櫓がきれいでした
(まとめ)
現存天守閣・姫路城
何もかもが残っていて素晴らしかったです
天守閣は工事シートに隠れて見えなかったけど、見えなくてちょうど良かったかも
(広すぎて、見学が荒削りになってしまいますしね)
天守閣、いったいどんなにでっかいんでしょうね~
いきなり見たら、びっくりして引っくり返ってしまうかもね)
ええ、見れなくてちょうど良かったですわ~
前回登城の岩村城は、石垣のみで、往時の姿を想像するのに、かなり苦戦しました。
勉強不足の身では、石垣の配置から、構造が想像できないんですよ・・・悲しいことに
そういう意味で、姫路城は
良い勉強になりました。
(逆に、建物・壁を取りさらった岩村城状態を想像してみたり・・・)
特に、最後の埋門の構造を知ることが出来たのはでした。
お城通の方に見ていただけるのは、すごくうれしいです。
お返事書くのも楽しみで
大事にとっておくあまり、遅くなってしまいすみません。
天下の名城・姫路城
あまりにもポピュラーで、今まで行きそびれていたんですけど
やっぱりすごかったです。
あんな大規模な建物が破却されずに残っているとは!
まさに、世界遺産ですね!
天空の城?、とかいう修理施設、ですね。
行ってみたいような・・・
でも、いかにも観光名所みたいだったら興ざめするかな~と思ってみたり
詳しい説明が聞けるのなら、行ってみたいなあと思います。
九州のお城も石垣が立派なところが多いのですね。
九州はツアーでしか行ったことがないので
車でマイペースに散策してみたいです。
八代だったら、通潤橋もセットで行けるのかも。
(橋だけど、石垣っぽいので要チェック)
修理見学施設は行かなかったのですか?私は夏休みに行こうと計画しています。
最近、別件の検索をしていて、たまたま見つけたのですが九州の八代城の石垣も見事な物でした。行った事はなくて写真でしか見た事がないのですが。