【田んぼの風景】
一応住宅街ではありますが、家のすぐ近くには家2件が建つ程度の広さの、田んぼがあります。白髪で小柄なおじいさんが、毎年この田んぼに田植えをします。
土を耕す。水を引く。苗を植える。蛙が鳴く。雑草を刈る。畦に枝豆を植える。穂が実る。稲を刈る。藁を干す。1年の中でそんな一連の移りゆく風景を、猫の額ほどのわが家の庭から、とてもよく眺めることができたのです。
しかし、今年はまだ田植どころか、土も耕されていません。田植えは、今年からはヤメにしちゃったのでしょうか? そう心配になって考えると、移りゆくあの眺めは、とてもとても贅沢な風景だったなぁと、しみじみ思えてきます。
写真を大きくして目をこらして見ていただくと、左上の水面に鴨が映っているのが見えます。つがいの鴨がちょくちょくこの田んぼにくるのですが、彼らの心にも、植えられない田に不満と心配が交錯しているのかな?
一応住宅街ではありますが、家のすぐ近くには家2件が建つ程度の広さの、田んぼがあります。白髪で小柄なおじいさんが、毎年この田んぼに田植えをします。
土を耕す。水を引く。苗を植える。蛙が鳴く。雑草を刈る。畦に枝豆を植える。穂が実る。稲を刈る。藁を干す。1年の中でそんな一連の移りゆく風景を、猫の額ほどのわが家の庭から、とてもよく眺めることができたのです。
しかし、今年はまだ田植どころか、土も耕されていません。田植えは、今年からはヤメにしちゃったのでしょうか? そう心配になって考えると、移りゆくあの眺めは、とてもとても贅沢な風景だったなぁと、しみじみ思えてきます。
写真を大きくして目をこらして見ていただくと、左上の水面に鴨が映っているのが見えます。つがいの鴨がちょくちょくこの田んぼにくるのですが、彼らの心にも、植えられない田に不満と心配が交錯しているのかな?