ぷちりぽ.その191【明ける景色.2012年3月11日】
今年に入ってからは、前夜お酒を飲まなかったり深酒をしなければ、明け方4時とか5時に起きだして、仕事場に向かう仕度を始めるまで、ごそごそとPCなんぞを打ったりしています。
なので、明ける景色を見ることがとても多い。
この景色はもう数日経ったけれど、あの震災からちょうど1年後の、3月11日の明ける景色です。
おおよそ1年前あの日ぼくは、新橋の仕事場に居ました。長く、大きく、度重なる揺れにおののいていた。仕事場の建物に居る間に、どうも東北の太平洋側がひどいことになっていそうだということを知り。あるいは建物の裏の公園に非難しつつ、九段会館で事故があったようなことも知り。その後、家族が無事であることを知ったり。夜は結局帰宅難民になったり。あの日の都内の様子や自分の行動を、きっと生涯忘れることはねいでしょう。
実は今度の3/16~20まで、ぼくは札幌で暮らす母のもとに、娘達と行ってきます。そしてみんなで、ぼくが生まれて育った町、小樽に帰ってきたいと思っています。おそらくは従来とさほど変わっていない海沿いの町、ぼくが生まれた小樽を、ちゃんと見つめておきたいと…。震災からおおよそ1年を経過して、ようやくそんな気分になっています。
<今回のいまだ>
未だぼくは、東北の太平洋側を訪ねる機会も、勇気も、持てていない…。