日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

殺伐とした暗い時代

2009年01月28日 | Weblog
殺伐とした暗い時代だからこそ、心静かに、自分と対話する時間が欲しくなる。その1つの方法として神仏に手を合わせ心を向ける事がある。
と言うことは考えられるが そうかといって、繁盛している寺の話など聞いたことがない。

近頃は人心は宗教から離れている。宗教離れ、寺離れは急速に進んでいる。寺や神社に行って静かに手を合わせ神仏と真剣な会話を交わしているようでもない。

しかしながらそういう働きかけが無くても、神社仏閣のもつあの雰囲気はそこに浸るだけでも心安らかに成る思いがする。
人間は存在自体が神仏の世界に内包されて、いるのだろうか。もしそうなら、人は神仏を含めた世界観を持つ必要がある。

今我々は神仏を含めた世界観や価値観の中に生きていると言う自覚があるだろうか。そういうことは無自覚の自覚の範疇にあるのかも知れないが、現実に神社仏閣の前にたたずむと厳粛な気持ちに成るというのは、心の底では無意識的に神仏への畏敬の念を持っていると言うことなのだろうか。
寺院と神社との境をとり払った。新しい巡拝ルートを提案する動きが現れた
普通の観光にはない。精神的な意味合いが加わるため、自己を見つめる機会にふさわしいということらしい。
さあ どれほど現代人にアピールするであろうか。