日々雑感

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消費税について思う

2010年06月18日 | Weblog
消費税について思う

地方行政機関の借金と国家の財政のそれをあわせると1000兆円だと新聞は報じている。
この借金をなくすには、増税しか有るまい。無駄を廃してと言うが、どんなに無駄を廃しても赤字解消の目途は立たない。それは今回民主党が無駄を省けば何兆円も金が浮いてくると言うことで、実際にその作業をして見たが、捻出された無駄金は数千億単位で、当初予定した兆円単位とはほど遠かった。確かに事業仕分けは道半ばであるにしても、とても何兆円もの話にはならない。

結局無能政治のツケが国民に回された格好になった。税制の抜本改革なんて意味不明に近い言葉を用いて、また国民を惑わすことになるのだが、これまでの結果を招いた政治家は誰一人として責任をとろうとはしない 。

今となっては増税はやむを得ないが、その増税分が何に使われる物なのか厳重に監視してチエックする必要がある。しかしこれを実施するに当たっては、可能な限り出費を削ることが前提になる。公務員削減はもちろんのこと、国会議員の定数も大幅に削減し、歳費も半減させることを実施して、範を示してから、肉を削り骨を削る実績を作ってから、消費税アップを論ずるべきだ。

自民党が言う10%はその前提部分がしめされて実現されない限り、考え方が甘すぎる。
10%をいう前に、骨身を削る公約とその実現が先決だ。
増税と言えばカンタンに消費税率のアップが叫ばれるが、現実的にはこれしか仕方がないとは思うが。