日々雑感

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艶話

2010年11月19日 | Weblog
            艶話


年頃が過ぎると、男3人よれば女の話になり、やがてそれは品定めを通り越して、エロ話に発展する。何も知らないふりをして好きな奴、話すことはいかにも感心させられるが、中身はたいしたとことのない奴、

360度の方向性を持ちながら、意見の対立もなく、お互いに喧嘩もせず、、多少の笑いを浮かべながら、うなづいたり、相づちを打ったり、よくぞまあ話の種がつきんことよと感心するのはこの手の話である。そしてこの手の話はほとんど男子専用であった。

ところがである。
性の自由化が進んだというのか、解放が進んだというのか、近頃の若者の会話、特に女性のエロ話には感心する。
はじめはその手の話は長い間、男性専用で、女性が自らの言葉で性に関する話をすることは、はしたないと、禁句にされていた。

先日見た深夜のアダルトタイムのテレビ番組ではそこまでやるか、と感心した。男女交合について、女性の解説が付くのである。男には絶対にわからない女性の本性みたいな部分の解説まであって、エロ話には違いないが、エロっぽいと言うよりは、ある種の教養話にすら思えた。

えっ?それ本当?と感心したり、驚いたりしたことが幾たびかあった。
男子専用の世界に女性進出である。なるほど時代は変わった。と思う反面、これで正常に戻ったと言う気がしなくもない。

どうしてこの手の話は、今まで男子専用だったのか。男女カップルになって行うプレーが、なぜ男だけの専用事項なんだろう。
当然相方の女性も自らの関心事や、興味の対象として、この手の話をしてもおかしくはない。
今の時代はメールが大流行である。これは便利な文明の利器であるが、匿名性が高いので、割に本音が出やすい。しかも異性同士のメールが数多く楽しめるので、僕は冷やかし半分、期待半分で、毎日それなりに楽しんでいる。

と言ったって、普通の女性からは、まともに相手にしてもらえない世代である。だからといってやけのヤンパチでメールしているわけでは無い。大まじめなのだが、誰もまともに相手にしてくれないだけのことである。
あーあ。ため息が出る。年はとりたくないものだ。