日々雑感

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死と生の間で6-64

2012年10月25日 | Weblog
死と生の間で

チリ中部アンゴル(Angol)で、通夜の最中に「故人」が生き返る騒ぎがあった。
 81歳のこの男性の家族は、男性がぐったりして冷たくなっていることから死亡したと思いこみ、医者を呼ぶことなく葬儀社を呼び、一番よいスーツを男性に着せて通夜に備えた。

最後のお別れを告げるために集まってきた親類の1人、男性のおいは日刊紙ウルティマスノティシアス(Ultimas Noticias)に「信じられなかった」と話した。
「見間違いだと思って、目を閉じたんだ。そしてもう一度目を開けると、おじがわたしを見ていた。わたしは叫び声を上げて、棺桶を開けるものを探しに行った」。
「生き返った」男性は、体の痛みはないがコップ一杯の水が欲しいと言ったという。

これに似た話は日本にでも、いくつもある。確かに死亡診断書に医師がサインしてから生き返った話は、記憶にある方も多いだろう。

一番最近の例では三重県四日市で起こった 死者生還の話だが、この人は生還後ずっと生きて続けていたらしい。が死亡診断書が書かれて後に息を吹き返し、数時間後には本当に死んだ人もいる。

60億とも90億とも言われる数の中にはこのように常識の間尺では、はかれない人がいても驚くには当たらないが、自分がその現場に立ち会っていたら、理屈はともかくも、戦慄を覚えるのではないだろうか。そして多分大騒ぎをするだろう。