日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

シャープスアンドフラッツo

2021年06月22日 | Weblog
シャープスアンドフラッツの原信夫さんがなくなった。94才。年に不足はあるまいが。

僕は昭和30年代に進駐軍のキャンプ、ワシントンハイツ・オフイサス・クラブで働いていた。

クラブのメインバンドは小島正雄さん指揮のオールブルーコーツだったが、

月によってはシャープスアンドフラッツがやってきて演奏をした。当時のビックバンドでは最高峰である。

ブルーコーツとはアレンジが違ったのか、原さんの方が軽快だった。

シャープスアンドフラッツを率いた原さんは、美しい音色を出すバンドで彼のサックスはすばらしかった。

日が西に傾いて夜のとばりがおりるころ、バンド演奏は始まった。ムーンライトセレナーデがオープニング曲である。

現代のサーカスまがいの振り付けなど、臭いもしない純粋に美しい音楽を奏でるジャズバンドだった。

あれから60年の月日が流れたが、美しいメロデイは今もって耳を離れない。

と同時に西空に影絵となって目に映った代々木富ヶ谷の街の様子が目に浮かぶ。

ブルーコーツの小原さんは元気だろうか。

これらの風景は心象風景だけで街はすっかり変わってしまった。いまはNHKの本拠になっている。

見る影もない。その昔は代々木練兵場といったそうな。小林さんに続いてまた一人音楽家が亡くなった

知己でも友人でもないのに、僕は寂しい気持ちになる。

オリンピック開催

2021年06月22日 | Weblog
開催者は、人の命をなんと見ているのだろうか。大阪の場合医療逼迫じゃあなくて、実態は崩壊である

毎日何百人かの人がコロナ患者になり、何十人の人が命を失っている。

その事実は政府にとってはどういう意味を持つのだろうか。

国民の安心安全が一番大切だと言いながら、人流を盛んにするオリンピックをやるという

まともに医療を受けられずに、血を吐いてこの世を去った一万人以上の人びとの死の意味するところ

は開催責任者達は目も耳もふさいでいるのだろうか。耳目を国民に向けよ。その次がオリンピックだ

国民の受難の死を横目にオリンピックを開催すると決めた連中には天誅が下ってもおかしくないと

僕は思う。オリンピックの虹を見る前に、医療現場を直視して現場の声に耳を傾けよ

何より優先すべきは国民1ひとり人の命を守ることだ。

日本国の不幸は国難の時にこういう判断をする人間をリーダーに選んだことだ

そのかわり付けはきっちり責任をとらせる事だ