日々雑感

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愉快リゾート

2013年12月06日 | Weblog
愉快リゾート

パソコンで愉快リゾートと入力すると上記のように変換する。
本日僕がやってきた愉快リゾートは本名が湯快リゾートである。
1泊2日の旅だったけれども、本当に愉快リゾートであった。楽しかった。
温泉を目当てににやってきたのだが、庶民感覚の価格、食べ物、サービス.
そのどれもが僕の気にいったものばかりだった。

本日の宿泊地、湯快リゾート白浜御苑に到着したのは3時近かった。冬は日暮れが早いのでほんの1、2時間散歩できるところはないかと、フロントの観光案内パンフレットを見ていたら、歩いて10分ぐらいのところに、阪田山遺跡というのがあった。
この遺跡の見学記は後ほどに書くことにして、日暮れ間近な時に宿にたどり着いた。

「お帰りなさい.どちらに散歩されましたか。」
「ええ、ちょっと阪田山遺跡へ行ってきました」

彼女の素朴で素直な一言で僕の心に春風がふっと吹いた。
それから僕たち夫婦の写真のシャッターを、クリスマスツリーを背景にして押してもらった。
カメラを持っていっても、いつも僕が撮るから、妻の写真ばかりである。
夫婦が2人一緒に撮ってもらうとすると、誰か他の人にシャッターを押してもらうように頼まなければならない。ここでもまた彼女は機転を聞かせて、私がシャッターを押してあげますよ、と声をかけながらシャッターを押してくれた。旅という見知らぬ所では、ちょっとした親切がとてもありがたく感じられる。
今回の旅で夫婦揃って写真に写ったのはこの1枚だけである。


マニュアル通りのサービス方法のおもてなしも大切なことであるが、そんなことよりはもっと自然で、ありのままの姿で、心から接してもらえることがおもてなしの大きな値打ちであると思った。

日常生活で食べ物の贅沢と言うのは、どういうことか、いろいろ考えたことがあるが、
結論は体調に合わせて、好きなときに、、好きなだけ、好きなものを、食べるというのが食べ物の最高の贅沢ではないだろうか。
山海の珍味を目の前にして、という贅沢もあるが、僕はむしろお仕着せの山海の珍味よりは、自分の体調や自分の気持ちにあわせて,好きなものを好きなだけ食べると言うのが、食べ物の最高の贅沢だと考えている。

おいしそうな食べ物を目の前にして贅を凝らして作られた料理を食べることの喜びはもちろんのことではあるが、何よりもその日の体調に合わせて、自分の好きなものを、好きなだけ食べられるというのが最高だとぼくは考えている。
そしてここではバイキング形式で自分の好きなものを選んで好きなだけ食べた。庶民の味としては、この価格でこれだけの物を食べることが出来たらもう僕は満足だ。

一言でリゾートと言ってしまうと、その中身の極め細やかなことがわからなくなるが、、要は、温泉に浸かって心を癒し、日頃の憂さを解き放ち、体を休めて癒やし、好きなものを好きなだけ食べて、腹を満腹にし、素朴な人情のふれあいがあれば、最高の旅だと僕は思っている。

つけくわえればフロントには愛想のいい美人のM嬢がいる。見ているだけで心がワクワクしてくる。バスに乗る前にお礼の挨拶をしようと思ったが、彼女は接客に忙しそうだったので、お礼を言わず仕舞いだった。

満足の旅。愉快リゾート・湯快リゾート・白浜御苑の旅。

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