湯快リゾート・パートⅡ
いつ来ても、いつ入っても温泉は良い。湯の温度は何度あるのか知らないが、僕にとっては最適の温度で、ついつい長湯したくなる。
無色透明のお湯にひたって、心を解き放った。いつもは1人しか入れない湯船につかって開放感を味わうと言うことがまずない。
広い空間と湯ノ花の香りに、湯煙と透き通るお湯が目について、何か広々とした気持ちになる。
男湯のドアを開けて広い湯船を見渡せば、黒髪も、はげちゃびんも一様にタオルを四折にして頭に乗せらている。広い湯船といえども15人もこんな格好をしていれば、湯船は河童の池と間違うばかりである。
「人間カッパ いとおかし」清少納言ならこう書きそうだ 。
面白いのはこのリゾートホテルは、男湯と女湯が入れ替わることである。
おっちょこちょいの僕には、女湯に入れるとは興味深々の-話である。
普通女湯などは絶対に覗けない。そういう法律がある。そしてその法律に違反すれば犯罪になる。 だから女湯に入れると知ったときには少し興奮した。どこの風呂屋でも温泉でも、女湯に男が入ると言う事は考えられないことだから、これは一体どういうことかと頭をかしげた。
謎はすぐ溶けた。時間帯によって入浴する場所が変わるというだけのことである。
喜び勇んでというわけではないが、非常に興味を持って女湯の中に入っていくと中は男性用のものと少しも違わなかった。
当たり前の話である。
時間帯によって男湯になったり女湯になったりするわけだから、中の設備にはほとんど同一のものしか置いてない。
男湯の方にもベビーベッドが置いてあった。最初男湯に入ったときにベビーベッドが目についたから、ベビーベッドに寝かせるような子どもと入浴するお父さんがいるのかなと思ったが間違いだった。
女湯の残り香でもあるのかなと思ったけど、それは淡い期待で、とんでもない間違いであった。女湯がしまるとそれから一斉に清掃が始まる。その清掃が終わった後はこの女湯は男湯に変わる。
ひいき目に見て女湯の空間は確かに広いとは思うが、使い勝手は男湯の方が良いと思った。理由は単純である。どちらの方が時計が見やすい場所に設置されているか。ただそれだけのことである。
ぐだぐだつまらないことを考えたが、なにはともあれ、温泉の快適さは今日いちにちの命に喜びを与え、広げる。
いつ来ても、いつ入っても温泉は良い。湯の温度は何度あるのか知らないが、僕にとっては最適の温度で、ついつい長湯したくなる。
無色透明のお湯にひたって、心を解き放った。いつもは1人しか入れない湯船につかって開放感を味わうと言うことがまずない。
広い空間と湯ノ花の香りに、湯煙と透き通るお湯が目について、何か広々とした気持ちになる。
男湯のドアを開けて広い湯船を見渡せば、黒髪も、はげちゃびんも一様にタオルを四折にして頭に乗せらている。広い湯船といえども15人もこんな格好をしていれば、湯船は河童の池と間違うばかりである。
「人間カッパ いとおかし」清少納言ならこう書きそうだ 。
面白いのはこのリゾートホテルは、男湯と女湯が入れ替わることである。
おっちょこちょいの僕には、女湯に入れるとは興味深々の-話である。
普通女湯などは絶対に覗けない。そういう法律がある。そしてその法律に違反すれば犯罪になる。 だから女湯に入れると知ったときには少し興奮した。どこの風呂屋でも温泉でも、女湯に男が入ると言う事は考えられないことだから、これは一体どういうことかと頭をかしげた。
謎はすぐ溶けた。時間帯によって入浴する場所が変わるというだけのことである。
喜び勇んでというわけではないが、非常に興味を持って女湯の中に入っていくと中は男性用のものと少しも違わなかった。
当たり前の話である。
時間帯によって男湯になったり女湯になったりするわけだから、中の設備にはほとんど同一のものしか置いてない。
男湯の方にもベビーベッドが置いてあった。最初男湯に入ったときにベビーベッドが目についたから、ベビーベッドに寝かせるような子どもと入浴するお父さんがいるのかなと思ったが間違いだった。
女湯の残り香でもあるのかなと思ったけど、それは淡い期待で、とんでもない間違いであった。女湯がしまるとそれから一斉に清掃が始まる。その清掃が終わった後はこの女湯は男湯に変わる。
ひいき目に見て女湯の空間は確かに広いとは思うが、使い勝手は男湯の方が良いと思った。理由は単純である。どちらの方が時計が見やすい場所に設置されているか。ただそれだけのことである。
ぐだぐだつまらないことを考えたが、なにはともあれ、温泉の快適さは今日いちにちの命に喜びを与え、広げる。