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ジョウビタキ


家の回りで良く出会う鳥が何種類かいる。庭の植え込み付近をゴソゴソするのはシロハラ。お腹が白いからこの名前。落ち葉をあせり、ミミズ等補食しているようだ。以前、ビニールハウス内に入り込み逃げ場を失っているシロハラがいた。逃がすために、両手で捕まえた途端、尻尾の羽が全部抜けた。両手でそっと包んだのにである。尻尾が無くなりなんとも哀れな姿になったが、ビニールハウスから出してやると、ブロック塀の上をぴょんぴょんと飛び跳ねながら一目散だった。尻尾が抜けたのが、腑に落ちないのだが、多分トカゲの尻尾切りと同じではないかと思っている。要検証だ。
シロハラと同じくよく見かけるのはジョウビタキだ。スズメよりほんの少し小さいが、きれいな鳥だ。縄張りがあるらしく、私が歩けば距離をおいて付いて来る。枝から枝へ、あるいはブロック塀や棒の先端など、とまれるようなところを見つけながらだ。今朝も、ジャガイモの植え付け準備をしていたら、モズといっしょにやって来た。モズは警戒心が強いが、ジョウビタキはそうでもない。ほんのすぐ近くまで来て、掘り起こされた畑のミミズなどを狙う。良く見かける鳥だが、オスとメスはずいぶんと違う。写真のジョウビタキはオスだ。オスは頭は白く目の回りが黒い。そして、全体的にはっきりしたコントラストだ。しかし、メスは頭がうすい褐色で全体的に淡い感じだ。ウグイスに近い感じもする。
ところで、このジョウビタキは年中いるかと思っていたが、冬鳥として日本にやって来るそうだ。習性は縄張り意識が強く、鏡に写った自分の姿にも攻撃をしかける。私の車のバックミラーでもそういうことがあった。ギャラリーにも良くやってくるので、ちょっと気にかけておきたい。
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