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人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコピープルおじさんの戯言(たわごと) その3

2020-07-18 10:35:47 | ビジネス・教育学習
◇未だ終息の兆しが見えない「新型コロナ」に、われわれ国民は、右往左往してしまいます。
◇そんな中、いつぞやのトランプ大統領の珍・治療発言で、にわかに話題になったのが太陽光です。
◇その根拠は、アメリカ国土安全法保障省長官ウィリアム・ブライアン氏の研究結果発表からです。
◇その内容と根拠に関するエビデンスは、その道の専門家にお任せして、ここで深堀りするのは控えます。
◇「エコ検定」の範疇である、地球を太陽光から守っている、オゾン層について、理解していきます。

◇気象庁のH.P.に、太陽光の「紫外線(UV)」とは、の記述があります。
 ・太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられるようです。
 ・可視光線よりも波長の短いものが紫外線とのことです。
 ・紫外線(UV)の中でも、波長の長いほうからA・B・C と大別されています。
 ・フロン等でオゾン層が破壊されると、地上において生物に有害な紫外線(UV-B)が増加するとのこと。
 ・それにより、生物への悪影響が増大することが懸念されているようです。

◇紫外線の種類(気象庁H.P.より)
 ・UV-A (315-400 nm)
  大気による吸収をあまり受けずに地表に到達します。
  生物に与える影響はUV-Bと比較すると小さいものです。
  太陽からの日射にしめる割合は数%程度です。
 ・UV-B (280-315 nm)
  成層圏オゾンにより大部分が吸収され、残りが地表に到達します。
  生物に大きな影響を与えます。
  太陽からの日射にしめる割合は0.1%程度です。
 ・UV-C (100-280 nm)
  成層圏及びそれよりも上空のオゾンと酸素分子によって全て吸収され、地表には到達しません。

◇オゾン層破壊の影響は?「エコ検定の公式テキスト」より
  (これ、エコ検定試験の過去問で、よく見かけます。)
 ・皮膚がんや白内障が増加する。
 ・感染症に対する免疫作用が抑制され、疾病にかかりやすくなる。
  (新型コロナも感染症ですよね!オゾン層破壊防止は、新型コロナ対策になるのかなぁ~・・・?)
 ・動植物の育成阻害により、生態系に影響し、農作物の収穫が減少する。

◇オゾン層保護への取り組み(世界の動向)
 ・1985年:ウィーン条約(オゾン層の保護のためのウィーン条約)採択
 ・1987年:モントリオール議定書(オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書)採択
 (日本国内法)
 ・1988年:オゾン層保護法制定
 ・2001年:フロン回収、破壊法制定 ⇒ 2013年にフロン排出抑制法に改正

◇こんな事を調べてゆくと、新型コロナ問題も、地球環境のメカニズムとの関連が、多々ありそうです。
◇「そんな戯言(たわごと)を聞いている暇はない。」と言わずに、耳を傾けていただきたいと思います。

2020年7月18日 by エコ検定普及勝手連「エコピープルおじさん」
コメント
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