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人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコピープルおじさんはニッポンをミタ!「なんか妖怪」

2023-05-11 08:35:25 | 日記

◇テレビドラマ氷河期の中、2010年上半期のNHKの朝ドラで人気となった「ゲゲゲの女房」
◇漫画雑誌「少年マガジン」の連載漫画「墓場の鬼太郎」の作者「水木しげる」の奥さんが主人公の物語
◇ドラマの中では、忘れていた懐かしい「貸本屋」という商売も出てきました。
◇「水木しげる」の世界を通して、青春時代の「昭和」を髣髴させてくれました。
◇そんな懐かしさから、「ゲゲゲのふる里」境港のまちを見てきました。
◇10年ほど前の思い出話ですが・・・。

◇地域振興策の一環として、境港の駅から「水木しげるロード」なるものが設定されています。
◇何と、139体の「妖怪」たちが迎えてくれます・・・「なんか妖怪?」と・・・。
◇「ゲゲゲの女房」は「一反木綿」とあだ名されている妖怪との事。
◇一反ほどの白い布で夜中に飛来し、人の首に巻きついたり顔面を覆って息の根を止めたりするそうです。
◇鹿児島県大隈地方に由来する妖怪で、スリムで色白になる効能があるとの事です。
◇ここでは、小山の後ろから、ニューっと顔を出して、世間を伺っているような雰囲気です。

◇米子までお値打ちな高速バスを使い、米子からは、JR線で境港まで妖怪列車で向かいました。
◇気持ちの持ち方次第ですが、車窓の風景を見ながら、チョット妖気(陽気ではない)な気分になります。
◇残念ながら、全部の列車が妖怪列車ということではないようです。
◇米子の駅で「鬼太郎列車」と言う名の特別の時刻表があり、それに時間を合わせて乗りました。
◇境港の駅では観光案内所で「妖怪ガイドブック」を購入し、童心にかえりスタンプラリーに参加。
◇偶然居合わせた知らない子供たちと、競ってスタンプラリーをするのもいいものです。
◇完走すると「妖怪スタンプラリー完走証」なるものがいただけます。
◇えっ?「そんなものは要らない!」って????・・・失礼しました・・・。

◇「水木しげるロード」の途中に「妖怪神社」があり、入り口には「目玉おやじ」がいます。
◇水の流れを利用して回転しながら、全身全霊で歓迎してくれます。
◇子供や若い人たちは、何やらお参り(願掛け?)をしているようです。
◇無信心な私には、観光スポットのひとつ以外の何物でもありませんが・・・。
◇でも「目玉おやじ」の回転スピードが速く、目玉が出る瞬間とシャッターチャンスのタイミングが・・・、
◇実は掲載した写真は5枚目の写真で、いや、難しい・・・。

◇折角来た「ゲゲゲのふる里」、昭和の思い出を懐かしみ、歴史を振り返る「水木しげる記念館」へ!
◇当時は何気なく見ていた水木漫画ですが、改めて、古き良き昭和の時代に浸ることができました。
◇「貧しくても、いつかは・・・」と志を高く夢を追いかけることを忘れなかった昭和の時代。
◇右肩上がりが当たり前の時代で、今の若い人たちには理解できない世相でしょうか・・・。

◇「水木しげるロード」の一番奥に、見つけました、とっておきのお土産です。
◇チョット怪しげな間口2間ほどの小屋のような「妖怪食品研究所」というところ。
◇店頭販売している限定販売商品で、まさに目玉商品のお土産「妖菓・目玉おやじ」です。
◇蜜づけの栗をこし餡を練りきりで包み、瞳を羊羹でつくり表面を寒天でコーティングしているとの事。
◇松江にある創業130年の老舗の茶菓子処「彩雲堂」の和菓子職人の熟練技によるもののようです。
◇上品な味わいは観光土産の域を超え、妖怪系菓子の最高峰と自負して販売していました。
◇不死身の「目玉おやじ」にあやかり不老長寿を念じるお菓子としても人気のようです。
◇勿論買いました、2個で700円也(勿論、当時の価格)で、思わずお店のお姉さんに言いました・・・。
◇「これ、ひとつで350円なの?チョット高くない?」と・・・。お姉さんは苦笑いでした・・・。

◇忙殺されている日々の流れの中で踏みとどまり、境港で「何か妖怪?」と迎えてくれた妖怪たち。
◇未来に向け突き進むだけの昭和の良き時代を懐かしむのも、それだけ今が世知辛いのかも知れません。
◇心の豊かさとは何かを問われているような気がしました・・・。
◇と、余計な戯言を綴りました。10年ほど前の思い出話しです。

2023年5月11日 by エコピープルおじさん

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