大震災から早1週間が経ちましたが、被災地のみならず、都内のビジネス環境の混乱は一向に治まる気配がない。
被害の大きさもさることながら、原発の事故は、これからの復興への大きな足かせとなっている。原発については、早期鎮静化を祈るのみである。
震災後から昨日までの毎日、自分たちの仕事を軌道に乗せようと努力するも、当然、こちらもまったく思うようには運ばない。
誰もが大きな不安感と焦燥感を持ちつつ、その中で今できることは何か、やるべきことは何かをそれぞれの立場で模索しているところであろう。
会社としては、ほんの些少ではあるが、震災義援金への拠出をさせていただいたが、小さいベンチャー企業とは言え、その経営責任者としては、まずは自分たちの会社を守り、その従業員と家族を守ることではないか。
被災者の皆さんの苦しみや悲しみには、とても胸が痛むものの、今回の天災を理由に会社を傾かせてはいけない。自分勝手と非難されるかもしれないが、今、私のできることとやるべきことは、それしかない。
そう思い定めるのに、一週間を要したが、この先、半年、1年と、中小企業には収益上さまざまな厳しい局面が予想される。それらの困難をどう乗り切り、生き残るか、それこそが自らに課せられた使命として全力を尽くしたい。
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