昨日は土曜日だったのでバラ園の仕事は花切りだけの短時間勤務でした。
奥方が不在だったので朝飯は自分で作って食べてから仕事に行った。
前夜は雨が降っていたためか朝の気温は高めでした。
定点撮影ポイントからの日本一はそこにあることを知っていなければ見過ごしてしまうぐらいにぼんやりで
仕事場に着いた時はまだこんなに濃い朝霧でしたが
第二温室の花切りを終えた頃には消えかけていました。
気温も高めでしたが湿度も高かったので花の開花が進んでいて収穫は多めで
花切りだけでもずいぶん時間がかかってしまった。
この日もにわか独身だったのでこんな時間から晩酌を始めましたが
焼いてばかりでは飽きてしまうのでたまには「シャブシャブ」にして
早々に切り上げたらこの時間にはgo to bed.
例によって今日も早い時間から活動を始めていますよ。
さて、ここからが本題です。
今でこそ誰でも知っている「ふるさと納税」の制度ですが、始まったばかりのころは勘違いしていました。
てっきり自分の出身地の自治体に納税をするのだと思っていたんです。
えぇ、生まれ育った市や町への恩返しという意味での行為だと思っていましたからね~。
「納税」という呼び方にはなっていますが事実上は「寄付金」で2008年から実施されているそうですね。
その仕組みは複雑ですが大きな特徴としては次の3つが挙げられるようです。
- 寄附金の使い道を納税者が選べる
- 返礼品は特産品、食べ物、レジャー体験など様々
- 住民税と所得税が控除される
で、納税(寄付)をする方が気になるのは1.の使い道よりも2.の返礼品の方だと思いますが・・・この件に関しては記憶に新しいかと思いますが去年大騒ぎとなった事件がありました。
それは、大阪府の某市と他3県の町において返礼品をめぐる過当な競争があったためにこれらの4自治体は去年の6月から「ふるさと納税」の対象から外されて税金の還付が行われないことになりました。
この件があってから返礼品として納税者(寄付者)に贈る物については納税(寄付)を受ける自治体の特産品かそれに類似したものと決められたようですね。
どうしてこんな話を出したのかと言いますと・・・先日奥方の姉さん夫婦と行ったファミリー飲み会のことを思い出したから。
その時に持ち寄ったつまみが・・・我が家はこのジンギスカン用の肉で
姉さん夫妻が持って来てくれたのがこちらのカニでした。
その時のブログにも書いていたと思いますがこれらの2品はどちらも「ふるさと納税」の返礼品として受け取ったもので・・・ジンギスカン用の肉は旭川市の返礼品でカニは福井市からのものでした。
これならどちらもその土地の特産品ですから問題はありませんが・・・気になったのが去年の6月から対象外となった自治体のことです。
納税(寄付)額が一番多かった泉佐野市の場合を見てみると・・・全国各地の名産品のほか、格安航空会社で使用できるポイント、自転車、宝石など900種以上の返礼品が用意されていたそうで、 2019年も6月の制度改正の直前まで、通常の返礼品に加えて「Amazonギフト券最大40%」をプレゼントするキャンペーンを行い話題になっていたようですね。
ここまで来ると寄付金を集めるためには手段を選ばずという感じまでエスカレートしてしまっているのでやはり本来の趣旨から逸脱しているということで規制がかかったのだと思いますが・・・このまま規制がなかったらどこまでエスカレートしていたのかを見てみたかったと思うのは果たして賢パパだけでしょうかね~?
この泉佐野市は規制が不当だとして裁判で争うとか言っていたような気がしますが・・・その後どうなったのかは知りません。
この「ふるさと納税」という制度は自治体と納税者の双方にメリットがあるので良いと思いますが何事も「やりすぎ」はいけませんよね~。
今日は日曜日でバラ園の仕事が休みです。
先週は雨で山歩きが出来なかったけど今日の天気は良さそう・・・ぢゃまいか。
運動不足の解消のためにも近場の低山をハイキングして来ます。