イチョウの下のよもやま話

埼玉県深谷市にある
吉祥寺の住職のブログ

徒然なるままに その11

2014年06月02日 | 日々之法話
話を元に戻します。

2500年続いてきた仏教、

それを初めて説き始めたお釈迦さん、ブッダ。

スゴイですよねぇー。



お釈迦さんは 仏教ってもんを 
一番わかって、一番楽しんで、一番スゴイって
思ってたに違いありませんよ




当たり前の事ですけど、
その当たり前を 布教師さんは
いつもちゃんと認識してないといけない
と思うんです。






お釈迦さんは 仏教ってもんを 
一番わかって、一番楽しんで、一番スゴイって思ってた。

仏教は 楽しくて、優しくて、アクティブで、癒しで、スゴイんです

ブッダは、自分の悟りの中身に
誰よりも ワクワク、ドキドキしていたはずです


おそらく、悟った後のブッダは、
好きな瞑想をしながら、
穏やかな、ニコニコした顔で
お説法の旅を続けていたと思う
んですよね。

決して ブッチョウ面じゃなかった。

私はそう思いたいんです。

たとえ、釈迦国滅亡の時であってもね。






ブッダは、自分の悟りを 他のだれよりもスゴイと思っていた。

だから、80歳になるまで 旅を続けていられた


2500年前の80歳っていったら、
今の120歳くらいだそうですよ。






そして、天台大師さんも お釈迦さんの教えが大好きだった。

伝教大師さんも、慈覚大師さんも、
私のちょっとだけ勉強させていただいた宝地坊証真霊空光謙も、
私の敬愛する大久保良順先生も、三良周先生も、
みんなブッダや仏教が大好きだった


じゃなきゃ、仏教がつまんなかったら、
2500年も 続いていませんよ。

私も仏教大好き人間の末席にいるつもりだし、
布教師さん、今ここにいる皆さん、
ブッダと仏教大好きですって宣言する事が 
布教の、仏教を語る上での 大事な「はじめの一歩」だと思います


その辺の事を 今から少しずつ お話していきたいと思うんですけど、
まぁ、あくまで、今日の副題、
「私論・試論・そして始論」ですけどね。



今日は、ここまで!



徒然なるままに その10

2014年06月02日 | 日々之法話
さて、また 話が飛んでっちゃいそうです。

三無主義とか四無主義とか、私が若い頃から言われ始めた言葉ですが、
最近は五無主義なんてのまであるそうですが、
もし、皆さんや 皆さんの周りに
「ボク、やる気が出ないんです」
「ワタシ、夢中になれるものが無いんです」
なんて人がいたら、
その人は やる気が無いんじゃなくて、情熱がないんじゃなくて、
日々の生活の中で、感動が不足している、
嬉しい楽しいって思える事が足りないだけ
なんだと思うんですよ。

感動とか、幸福感とか それを知るヒントは 
「スゴイ」の仏教には たっくさんある。



私たち布教師は、
まずは 自分でたくさん感動して、幸せになって、
それが溢れだしたら、いろんな人にをれを分けてあげて、
それを布教としましょうか?!

楽しんで、布教しましょう。

まさに、瀧川の珍説・奇説・暴論であります。