02月18日NHKニュースで「日高線 沿線自治体が復旧断念」との報道がされました。
要約→「JRが路線の廃止を提案している日高線の運休区間について沿線の自治体は18日、浦河町で協議しすべての復旧を断念することを決めました。
今後はバスを地域交通の柱とすることと今以上の利便性を確保することを強調しました。
これを受け自治体側だけで協議した結果、すべての区間の復旧を断念することを決めました。」
このブログでも書いてきたことですが、災害で不通になった時に、復旧工事のための仮設道路などの工事を始めたJRに非協力的で、まるで他人事のような態度に終始した地元自治体は、鉄道はいらないと宣言していたようなものでした。
JRが態度を硬化させるのは当然でした。その後も各首長の足並みがそろわないまま、この日を迎えました。
鉄道が無くなって発展した町は無いと言われます。北海道新幹線からも遠く、観光地としての町おこしの動きも一部にとどまっている状態では、日高地区の衰退は進むばかりでしょう。
苫小牧から鵡川は残るようですが、せめて日高自動車道を浦河まで早急に開通させて、町おこしにつなげてほしいものです。
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