高齢の母が登別に一人住まいしているので、月に1.2度の通院介助や買い物の手伝いをかねて様子を見に行っています。
母の家は室蘭本線沿いなので、夜間はDF200レッドベアの電気式ディ-ゼル特有の音が聞こえてきます。
数年前までは朝5時前に札幌行の「急行はまなす」が通過する音も聞こえました。
DF200の貨物とは明らかに異なる、軽い走行音ではっきりと分かったものでした。
そして9時過ぎに母と朝食をとった後に近くの踏切まで出ると、下りの北斗星が通過していったものでした。
そんな踏切も、だんだんつまらなくなり、最近はカメラを持って出ることもほとんどなくなりました。母の高齢化とともに私も、介護保険証が届く高齢者の仲間入りをしましたから、それも理由でしょうか((+_+))
寝台列車は一部の高所得者だけのものとなり、それもホテルに泊まるのがメインという、寝台列車とは明らかに異なるものになりました。
鉄道は単なる移動のための手段となり、合理的にコスト重視で製造された、金太郎飴のような車両が主流となっています。
私の年代は、ある意味で鉄道の黄金期を過ごすことができただけでも幸せだったのかもしれません。
最近は元々の趣味であるアマチュア無線とクラシック音楽に回帰していますが、乗り鉄だけは今後も続けていきます。
残念ながら、それは本州が中心となるでしょうが・・・・。