北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマチュア無線のコールサインJA8HBO

1月の大人の休日倶楽部パスの旅その2

2020年02月12日 | JR北海道 JR北
1月17日朝9時ちょうどの特急宗谷で一路、稚内を目指します。
夜も暖房を軽く入れて寝たものの、さすがに旭川の朝は寒くて目が覚めました。一回のレストランで軽い朝食をいただいて、チェックアウト。歩道が凍り付いていますが、昨日歩いてきた路面の出ている経路をそのまま駅へ向かったので、転ばずに済みました。
心配していましたが、列車の時刻表示に特段の掲示は有りません。息が白くなる朝の旭川駅ホームで宗谷を待ちました。やはり指定席は良いですね(●^o^●)

キハ261の0番台。最近は故障がちで頻繁に代走車両が入ります(仲間内ではダイソーヤと陰口をたたいています)。特にノースレインボウが多いのですが、当日は無事261でした。
どんなに調子悪いのかと乗車したのですが、旭川を出て永山を走るころにはスマホのGPS速度計で120㌔近い速度と、最近の協力エンジン搭載の261-1000番台より静かで安定した走りでした。
上手に作りこまれたのがわかります。車体にはビード加工がされ、全体的に車体剛性が高いのも乗車して感じられますが、ここが最近の261-1000番台一番違いかと思います。残念ながら車体傾斜は動作が止められていますが、名寄までの高速走行区間ではストレスは感じません。
さて、三浦綾子さんの小説塩狩峠(小説では鉄道員が身を挺して止めたとされていますが、実際のところはステップで足を滑らせたと言うのが当時の鉄道省の公式な見解です。)で有名なった峠を難なく超えて和寒の盆地へと快適下って行きます。
名寄到着。ここから先は90㌔区間になりますから、ますますエンジン音は低くなり睡魔が襲ってきました。美深?だったかと思いますが、マニアには有名な宗谷ラッセルと交換です。

(美深駅)

音威子府のおそばは食べられませんでしたが、久しぶりに洒落た駅舎を拝見

サロベツ湿原を抜けて宗谷は北端の地稚内に到着。
折り返しが30分ほどしかありませんのでおそばは食べられず、セコマでサンドウィッチを購入。旭川での夕食に備えます(笑)



さて、宗谷からサロベツと名称を変えて旭川を目指します。すこし吹雪いてきましたが、行きと同様、快適に走行しました。鹿が出て急ブレーキをかけると車輪がロックして削れ、いわゆるフラットが発生します。気温が低い宗谷本線ではその傷が重傷になることもり、コトコトという振動が足回りを痛めつけるので、近年のJR北海道は敏感ともいえるほどに車輪の研磨修理を行っています。その点、東日本などは701系電車がコトコトと大きな音を当たり前のように発して走行しているのを目にすると、基本的にJR北の安全に対する対策は功を奏しているかと思いますし、もともとレベルの高いのは他社の手本にされる存在だったのです。それが一部経営陣の安全軽視の経営のためにトンネル内で283が火災を起こしたのしたのです。その原因はフラットだったと言われています。保線の軽視、183系の老朽化と相まって、JR北は袋叩きになりました。
さて、定刻に旭川到着です。
ホーム向かい側に札幌行のライラックが停車しているのを横目に駅舎内の軽食コーナーへ。

最近、お気に入りのあんかけ五目ラーメン・690円也を頂きました


18時のライラックで札幌を目指しましたが、やはり電車は静かですね。白鳥として走っていたころは、いまいち好きになれませんでしたが、函館本線に転籍してから水を得た魚のように120㌔で雪塊を跳ね飛ばしながら走ります。
雪塊が車台に当たる音はかなりのものなので、衝撃はすごいと思います。時々下廻りが故障して運休するのは冬の北海道の積雪地帯を走る車両の宿命なのでしょうね。点検・保守・整備の費用は相当な金額に上るのでしょう。

ライラック789系は無事に札幌に定刻で到着、最寄駅への電車に乗り換えて帰宅しました。      さらに続く・・・・・

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