
日経新聞とNHKのローカルニュースにより、以下のような報道がされた。
北海道の「鉄道ネットワーク・ワーキングチームフォローアップ会議」(座長・岸邦宏北海道大学大学院准教授)は23日の非公開の会議て、JRが単独では維持困難としている釧網線や富良野線について、「観光路線として維持に努める」などとする方向性でおおむね一致したことがわかった。
また、宗谷線と石北線は物流など地域の交通網として重要だとして維持する方向で調整を進めるという。
台風被害の復旧の見通しが立っていない富良野と新得間の根室線は、代替手段も含めて地域で検討すべきなどとする方向性で一致した。
また、JR北が負担しているJR貨物のコストは、国による支援で軽減措置をはかっていくとの意見でまとまったとのことだ。
岸座長は会議終了後、「方向性について共通認識が出たので(2月3日の次回会議で)発表したい」と述べた。
以上の報道内容からすると、札沼線、日高線、留萌線はバス等への転換が見えてきたと受け取ることができる。
来週の発表が気になるところであるが、早急に方針を確定して、バス等を含めた該当地域の公共交通体系を確立してほしいものだ。
