伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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私の好きな歌五島美代子氏のお嬢さんの遺作

2011-10-22 12:09:52 | 俳句 短歌
短歌では忘れられない 

思い出が私にはある・・・・・。

多分私の高校の時で 

帰省していた時のことだと思うが。



 姉が時々 婦人雑誌を購入していた

 その雑誌に 有名な歌人

 五島美代子氏の手記が載っていた。


 お嬢さんが 当時東大生で18歳?で自殺した時の

歌も載っていて 強く胸を打たれた記憶がある。


 この歌は辛いときに常に私の横に寄り添っていて くれた・・・・・・。

 今も私の宝物である。






 抗し進む

 風の圧力強まるにつれ

 吾が生存を強く意識する


 

である 

当時突っ張って生きていた私に 共感できる歌だったが 

今でも新鮮である・・・・。

私のなかではまだこの歌を超えるものがない

 これからも無いだろう・・・・。







そう言えば

 40代の頃


 札幌市の中学校の文集「にれ」

 の編集で短歌を数年担当し、年に

 何千もの生徒のみずみずしい歌に

 触れてもきた・・・・・・。


 私の人生はあながち短歌とは無縁でも

 無かったのだ。












 




 この時期に

 詠んだ歌・・・・新聞などに掲載された。



 ・たえがたき頭痛(あたま)病みたる

  朝なれど

  生徒(こら)の顔みて力わきける





 ・吾が母と似たりし老女(ひと)よ

  深々とおじぎせし

  その丸き背中よ



 お粗末さまでした・・・・。



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たとへば君

2011-10-22 02:54:35 | 俳句 短歌
 先日

 「たとへば君」 40年の恋歌

 歌人夫妻が紡いだ380首とエッセイ を読んだ。


 私は奥さんの河野裕子さんの詠んだ 

 21歳の作品 

 「たとへば君 

 ガサッと落ち葉すくふやうに

 私をさらって行ってはくれぬか」

 が好きだ。


 やはり、才能のある人は早くから

 頭角を現している・・・・。


 本を読むと やはり感性が ただ人ではない・・・・・・。



 絶筆

 「手をのべて

 あなたとあなたに触れたきに

 息が足りないこの世の息が」 



 「触れたきに」の解釈

 で


 私は触れた時・・・・・・・触れようとして・・・・


 かな・・・・・・・・・・・・・??????


 といろいろと悩んでいたら


 昭南さん


 「触れたいのに」


 だと思う・・・・・といとも簡単に


 言ってのけた・・・。



 そう解釈すると本当にこの歌が


 生きてきた。






 こういう私だって



 中学時代から 

 おりに触れ 歌を詠んできた・・・・。

 長じては辛いときに よく創っていた。

 本を読んだら私もまた短歌を 創りたくなった・・・・。

 




 今日の散歩ロード






 有珠山





 マッタリのんびりのララ


 昨夜首輪が抜け

 ゆうゆう朝帰りのララだった・・・・。


 昭南さん曰く

 首輪がはずれ


 「ルンルン気分で、弾んで



 スキップスキップ


 トトトトトと走って行った」

 そうな・・・・・。




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