伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

小説を発信中

  
  
  
  

  

奇跡

2011-03-22 19:13:19 | 親友・・・気仙沼の富美ちゃん
 昨日、お孫さんとおばあちゃんが奇跡的に
  
 救出されたとニュースが入った。

 二階が流されその中に閉じ込められていた
 そうである。

 本当に良かった。


 Fちゃんだってまだ不明なのだから、奇蹟が

 起こらないとも限らない・・・・。

 皆の願いが届きますように・・・・。


 今日Fちゃんの高校時代の親友のK子さんか
 ら電話が入った。

 被害のあった3日ほど前に電話で話しをしたそ
 うで、

 なおさらFちゃんのことが受け入れられず、悲し
 みにくれていた。
 

 私も、Fちゃんの奇蹟 を信じよう・・・・。

 いや信じたい。





 人間界の悲しみの外で

 今日も我が家のララは

 まったりとしたネコ人生を

 送っている。

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鉢植えの花の蕾ふくらむ

2011-03-21 00:03:27 | インポート


 人の世ははかないが

 時は久しく・・・・・確実に春は訪れる。

 二階に上げていた鉢、今日見ると蕾が
 膨らんでいたので下に下ろす。
 

 コチョウラン、毎年咲いてくれる。





 カクタス、沢山蕾を付けた。



 新しく仲間入りした
 オーニソガウムダビウム、この花は夜に
 なると閉じる。



 まだ頑張っているサンパチェンス、そろそ
 ろかな・・・・。




 今日農協ストアに買い物に行く途中

 珍しい風景を見た、

 つがいのカラスが網代町の信号の所

 でくる実を車に轢かせて、食べている。

 かなりはしこい・・・・・。

 こういう風景を伊達に来てから時々みか
 けるが、今日はカメラを持っていたので

 ラッキーだった。



 車が来てもずうずうしくて逃げない

 運転手も心得たものでカラスに気をつかい

 のろのろ運転


 伊達はカラスとも共存している街なのである。

 どうやらくる実はカラスの大好物らしい・・・。



 昨日、中学時代の友達m子ちゃんから電話

 今、仙台の娘さんの所にいるという・・・。

 Fちゃんの消息を捜しているとのこと・・・。

 「こんなふうになるのなら会いに行けば良かっ
 た」

 と悔やんでいた。


 私達もいい歳になった。

 思ったら実行あるのみ・・・・と常に昭南さんとも
 話しているのだが、なかなか実行できないのが

 現実である。
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気仙沼のFちゃんの思い出2

2011-03-20 01:07:35 | 親友・・・気仙沼の富美ちゃん
 バアちゃんは旅館の仲居さんをやっていた
人だったので躾は厳しかった。

 ジイちゃんも白いひげをはやしていて、少し
 でもFちゃんが学校の帰りが遅くなると、1
 時間も歩いて来て学校にどなりこんだりして
 いた。

 この猛烈教育ジイジだったジイちゃんが当時

 中学生だった私には怖い存在だった。


 ジイちゃんが学校にどなりこんで来るたびに
 Fちゃんは

 「ジイちゃんなんで来たの、恥ずかしいから
 早く帰ってよ・・・・」

 とむくれていた。


 今になって分かる・・・・ジイちゃんにとって
 彼女は宝物だったのだ。


 私の中学時代は、担任とウマが合わず、

 反抗的で、暗かった、おまけに文学少女
 だったのでしまつが悪い。

 常に自己の内面と葛藤していた。

 だか゛、私の横には常にFちゃんがいてくれ
 たお蔭で

 私の中学時代は救われた。


 人間って不思議なものだ

 大勢の家族に囲まれ、末っ子として育った
 私はその頃屈折していて

 ジイちゃんに翻弄され、その波の中に身を
 置いて生きていたFちゃんの方が、無邪気で

 素直に

 本当に素直に明るく、自分の運命と寄り添っ
 て生きていたのだから・・・。


 
 ふと、今考えると彼女はあまり人の悪口は

 言わなかったように思う・・・・。


 「そういう人間を私はもんくなく尊敬するなー」


 と昭南さんはぼつりとつぶやいた・・・・。





 Fちゃん春は着実に近づいていますよ

 福寿草もこんなに咲きました。




 これは水仙の芽でしょうか





 


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伊達青年商工会議所

2011-03-19 01:23:37 | 東日本大震災
 昨日イオンに行ってきた。
 (ポスフールがイオンに変わった)

 昭南さんが募金をしている筈だから僕

 の分もしてきてとお札を出した。

 店内に入るといたいた、伊達の青年会議所
 の若者達が大きい声をはりあげて今回の地
 震災害の義援金を募集していた。

 私と昭南さんの分の募金をしてから

 ブログ用の写真を撮らせていただいた。

 すぐに一列に並んでくださり

 カメラマンになったような気分になった。

 さわやかな青年達だ・・・・・・。

 伊達青年商工会議所のイケメンさん達



 店内を歩いていても

 彼女はもう、このような日常生活とは無縁の
 世界に行ったのだ・・・・・とFちゃんのことを思
 うと上の空だった。

 せめた遺体だけでも発見されないものか・・・。

 電話のたびに
 「2人で気仙沼に遊びにおいでよ・・・」
  
 と言っていたのに・・・・。

 約束を果たせなかったのが残念だった。

 せめてFちゃんの魂が安らかでありますように

 祈るのみである。




 今日のララ

 「ボキはどかないんだもんねー」


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気仙沼のFちゃん、安らかにお眠りください

2011-03-17 16:43:16 | 親友・・・気仙沼の富美ちゃん
 Fちゃん、ご主人、息子さんのご冥福をお祈り
 いたします。

 くゃしかったでしょう

 苦しかったでしょう


 Fちゃんが逝ってしまったと聞いてから時が経つ
 ごとに悲しみがつのります。


 何故かパソコンも今日は調子が悪い・・・・。



 Fちゃんは私の唯一の親友だった。

 彼女と初めて逢ったのは中学になってから
 である。

 彼女は美人でおまけに頭が良く、常にクラス
 のトップだった。

 ジイちゃんに育てられたのに性格もよく素直に
 すくすくと育ち、皆に好かれていた。


 Fちゃんの生い立ち



 Fちゃんは気仙沼で生まれた。

 父親は英語の教師をしていたがその後死亡。

 母親も家を出て行く。

 ジイちゃんは孫のFちゃんを離さなかったようで
 ある。

 このジイちゃんは何と言うか兵で伝説の人だっ
 た。

 彼は当時としては珍しく、慶応大学出身で気仙
 沼に土地も有り、地主でもあったようだが、Fちゃ
 んがまだ幼児の頃から、一緒に道内を放浪する。

 なんでも温泉を掘り当てるという目的だったよう
 だが・・・・。

 その間自分の妻であるバアちゃんを二、三度替え
 たらしい・・・・・。

 ジイちやんもモテたのだ。

 仲居さん出身の最後のバアちゃんとFちゃん達は

 大滝村の北湯沢温泉で(現伊達区北湯沢)Fちゃん
 が小学生からジイちゃんが亡くなる24歳頃まで過ご
 した。


 丁度今名水亭が建っている辺りである。

 そこでジイちゃんは別荘の管理人をしていた。

 

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