伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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ジャコシカ192

2021-04-20 15:26:12 | ジャコシカ・・・小説

途中でバラしたと残念がったが、手元に来てから「何か釣れてる!」と叫んだ。

 

 上がったのは小型のガヤだった。

 

 「なんだ」

 

 千恵は二度がっかりしている。

 

 「ガヤを馬鹿にするな。そいつはエゾメバルと言って煮魚にして旨い、メバルの仲間だ」

 

 高志が注釈した。

 

 「昔こればっかりしか釣れなくて、うんざりしたものね。釣れ出すとがやがや、がやがやで止ま

 

らない」

 

 「棘棘だから注意してよ」

 

 清子か言う。

 

 言い終わらないうちに、今度は彼女にアタリだ。手元が何度も引かれて止まる。

 

 「大物かな」

 

 あやが自分のエサ付の手を止めて、海面下を窺う。

 

 千恵も同じ言葉を反復して首を伸ばす。

 

 獲物は水面下で黒い影を引いて、激しく横に走った。

 

 「アブラコだ」

 

 高志が断を下すように言った。

 

 「これもサシミだね」

 

 千恵が嬉しそうに笑う。

 

 「いいポイントだ」

 

高志は言って、ゴロタ石を結えたアンカーを投げ入れた。高志がアンカーのロープを繰り出して

 

いる間に、千恵にまたアタリだ。

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春の山菜を食す・・・行者ニンニク 三つ葉 土筆

2021-04-20 11:57:16 | 料理

昨日2日降り続いた雨がやっと止んだ

庭を散策

行者ニンニク 三つ葉 土筆を摘み

早速お酒の肴に・・・

とっても美味しゅうございました。

特に土筆の味は絶品

春の苦さと香りが口の中で爆発

少量でも大満足。

昼からビールがすすみますぅー

土筆の赤ちゃんうまれたよー

たんたん田んぼの草の道

土筆を採ってくると必ずがこの歌を口ずさむ

私は知らない・・・???

 

 

 

 

 

 

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辛坊治郎さん太平洋横断チャレンジ中

2021-04-19 17:50:36 | ニュース

昨日いつものテレビを観ていて

司会の

辛坊さんどうしたのだろう・・・とが言うので

ヨットに乗っているみたいだよーと応えたが

ネットで調べたら

ただいま航海中

無事成功するといいのですが・・・

ヨットに魅せられた人なのですね。

 

 

辛坊治郎さん太平洋横断チャレンジ中!



辛坊さんを乗せた愛艇「KaorinV」をリアルタイムに追尾し、艇の位置情報を定期的に表示しています。
更新時間:5分
艇にマウスポインターを合わせると、艇の位置、進路等の情報を表示します。

※対応ブラウザ:Firefox、Google Chrome、Safari (Mac)、Edge Chromium最新版でご使用ください。

辛坊さんの愛艇 「KaorinV」

「KaorinV」は39フィート(全長12.22メートル)のヨットで、フルノの航海用レーダー、AIS(船舶自動識別装置)、GPS魚探など、安全航海に不可欠な航海機器を搭載しています。
辛坊さんとともに大阪から米国サンディエゴを目指し、約11,000マイルを大航海します!

 

辛坊治郎氏、出航 ヨットで太平洋単独無寄港横断 風強い中、ツイッターで映像公開

 キャスターの辛坊治郎氏が9日、ツイッターを更新し、この日の午前9時17分に太平洋単独無寄港横断を「出航」したと報告した。

 辛坊氏は「速報」として「辛坊治郎 ヨット太平洋単独無寄港横断 本日、9:17 出航!」と報告。笑顔の辛坊氏の写真も投稿した。

 続くツイッターでは動画をアップ。海の上をヨットが走る姿に合わせ、スタッフの「お天気はいいのですが」「風がおよそ平均9ノット、秒速20メートルの風が吹いています」とかなり風が強いことを伝える声が入っている。紀伊水道あたりまでは伴走船が映像を撮影するという。

 船は風と波の影響で大きく揺れていることが分かる。

 今後は「気象情報などをやり取りする電話音声などを随時Twitter、YouTubeにアップして参ります」とも投稿されている。

 辛坊氏は13年に同じ挑戦を行ったが、クジラに乗り上げ遭難し、救助された。その後、再挑戦を表明し、レギュラー番組などを降板。3月末にはラジオ番組で、4月11日の自身の誕生日に出航予定も「無理ではなかろうか」と準備が遅れていることを匂わせていたが、4月6日にはツイッターで「「本日、検疫、税関手続きを無事終えました。残るは出国だけです」と記していた。

 

辛坊治郎「絶対死ぬ。これで今生の別れかな、と思った」 “山みたいな波”に太平洋上で襲われる

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坊治郎「死なないよ、人間」 太平洋上の荒波のなかでの厳しい食生活を明かす

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ジャコシカ191

2021-04-19 12:39:55 | ジャコシカ・・・小説

 高志は千恵と清子に手作りの糸巻仕掛けの扱いと、餌の付け方を手ほどきする。

 

 とは言っても、二人共釣りはまるっきりの初心者という訳ではないので、殆どその必要がないく

 

らいだ。

 

 あやは慣れた手付きで全てをこなし、姉妹がエサ付けにかかる頃には、もうタナを取ってさぐり

 

に入っている。

 

 高志が自分の仕掛けに餌付けを終えた時には、早くもあやは第一声を上げた。

 

 水深20メートルの当たりは反応が分かり易い。

 

 最初の1匹には全員の視線が集中する。

 

 たぐり上げるあやの手元が重そうで、時々止まる。

 

 「大きいね」

 

 千恵の声が昂る。

 

 清子が身を乗り出した。

 

 たちまち白い魚影が朧な光に包まれ、ひらひらと舞いながら上がってくる。

 

 次の瞬間あやのかけ声と同時に、船底でイシガレイが踊った。

 

 このカレイは背側に鱗がなく、柔らかなゴムのようで色は真っ黒だ。

 

 逆に腹側は真っ白で、こちらも鱗はない。

 

 鱗がない代わりなのかどうか分からぬが、背側には二列の石のように堅い骨が張り付いている。

 

 イシガレイの名の由来は、ここからきている。煮ても焼いても旨いが、刺身は特に美味だ。

 

 「サシミ、サシミ、今夜はサシミだね」

 

 千恵が大声で言う。

 

 そう言っている彼女にもアタリが来た。

 

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歯の矯正&親知らず

2021-04-18 19:37:24 | 老いるとは

親知らずでは死ぬ思いをした。

6人きょうだいで末っ子の私だけが

親知らずがあった。

初めて親知らずを抜いたのは30代前半

虫歯になっているということで二本抜いた

後の二本は

貴方は不幸です・・・親知らずが横に寝ていて抜けません

だって。

親知らずが痛くて痛くて

30代後半・・・別の歯医者に行くと

抜いてくれた

それが大変なことになっていて

一個は簡単だったが

もう一個はやっと抜けたが奥で虫歯になっていて

その夜は

失血多量で次の日休んでまた歯医者に行った。

上と下で横に寝んねしていた親知らずだもんね

歳を重ね

数年前から

前歯が空いてきてガタガタで悲しい・・・

鏡を見るたびにため息。

ガタガタどころか最近は前歯がゆがんできている。

これじゃ恥ずかしくて人前で笑えない・・・

これを矯正すると

多分

かなりの金額でしょう・・・。

優しい

そんなに気になるのならカンパしてくれるというが

躊躇している・・・

でも

80歳までには行こうと思う。

幸い今はマスク生活なので・・・。

歯がきれいだった頃40代後半

すき間がない。

姪のYちゃんの結婚式での写真をアップした。

今の顔はアップには耐えられません・・・。

顔も歯と同じ・・・劣化まっしぐら

これも老化・・・いろいろと未知との遭遇が続いている。

しかし

歯は命

老いと仲良く付き合って生きたいものです。

 

 

 

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