心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

アメリカ軍基地の存在が沖縄県が戦場になる恐れを大きくしている

2022年09月12日 | 世界

沖縄県知事選挙で再び玉城デニー氏が勝ちました。県が、国が辺野古飛行場を建設して普天間飛行場のアメリカ軍を辺野古飛行場に移すことに反対していることは正しいと思います。

アメリカ軍はグアムにアメリカ軍基地を持ち、西太平洋の拠点にしています。また空母を主艦とするインド・太平洋艦隊は、潜水艦も交え、行動範囲が非常に広く、移動するアメリカ軍基地になっています。相対的に在日アメリカ軍基地の軍事的価値は下がっています。今では在日アメリカ軍基地はアメリカが日本を支配している政治的象徴となっています。

例えば台湾有事のとき、日本有事になる恐れが高いと言われていますが、台湾に味方するアメリカが、在沖縄アメリカ軍基地からも出動するので中国としては在沖縄アメリカ軍基地を破壊する必要が生じるからです。日本がアメリカと同盟すると言うので中国としては在沖縄自衛隊基地を破壊する必要が生じるからです。

中国と日本の紛争地は尖閣諸島です。現時点では中国の海警船が高頻度で来て、日本漁船が周辺で漁業を行うことを妨害しています。日本の巡視船が海警船を妨害して日本漁船の操業を助けています。中国は執念深いと思いますが、この紛争が確実に両国戦争になるとは言えません。

在沖縄アメリカ軍基地の存在やアメリカとの同盟の方がはるかに両国戦争になる恐れを大きくしています。

沖縄県が在沖縄アメリカ軍基地縮小に努力するのは日本の地位向上および安全を高める行動で正しいと思います。

日本は民主主義、主権在民と言うなら沖縄県のアメリカ軍基縮小要望に国は真剣に答えるべきです。

今は中国の共産主義の波が人民解放軍と一緒に日本に押し寄せてくる時代ではないと思います。日本は、戦争放棄は世界に通用する法であるとの信念で外交に強い国になりましょう。

岸田文雄内閣が指導する防衛力・アメリカとの同盟強化には反対です。協力しません。中国、朝鮮(北)、ロシアの脅威が叫ばれる中、静かに中立を目指し、当面は国連を立てその司法強化に協力する国にしたいと思います。

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戦場の原発の恐怖

2022年09月12日 | 世界

ロシア軍がウクライナのザポリージャ原発を占拠しているのでウクライナ軍は奪還の努力をしています。この原発は戦場の中の原発になっており、原発敷地内への着弾も始まっており、今は全原子炉が運転を停止したとのことです。運転を停止しても燃料棒の冷却を続けるため電源が必要です。この電源を喪失するとメルトダウンがおこり、恐るべき大規模放射能漏洩をおこります。

原子炉周辺への着弾は、ウクライナ軍もロシア軍も自分は発射していないと否定しており、相手のせいにし合っています。どちらかがうそをついています。IAEAの職員が2名原発にいますが、軍事の専門家ではないためか、誰が攻撃しているかわからないのでしょう。原発を占拠しているロシア軍は、危険が迫っていますが、どんな気持ちで占拠しているのでしょうか。

戦場の中の原発を見ても戦争の狂気がよくわかります。

なお、最近はプーチンロシア大統領自身は核兵器を使うと言わなくなっています。ロシアと経済交流を続けている国がたくさんあり、これらの経済交流国の存在が彼の狂気をしずめているのではないでしょうか。

ウクライナは、原発奪還を急がず、周辺被占領地に地下組織を編成し、ロシア軍に関する情報を収集し、ウクライナの中に設けられたロシア軍の武器弾薬食料などの貯蔵施設・補給ルートの破壊に協力するといいと思います。戦没者や町の破壊を極小にし、ロシア軍人に孤立の恐怖を与えることになると思います。

ロシア軍が原発から撤退し、ロシアがIAEA提案を受け入れるのが最善です。ロシア軍がウクライナ戦争に消極的になれば、プーチン大統領は浮き上がり、権力を失い、失脚します。

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