今回も日本は、朝鮮(北)が実験した長距離ミサイルについて、どこそこに落下したと推定されると言いました。どこそこに落下したとは言いません。ミサイルの飛翔を追跡できていません。日本の排他的経済水域の外側に落下しても内側に落下しても追跡不能ではないかと思います。
浜田靖一防衛相は、「米国などと緊密に連携し、引き続き、情報収集・分析および警戒監視に全力をあげていきたい。いわゆる反撃能力も含め、あらゆる選択肢を検討し、今後とも防衛力の抜本的強化に取り組む」と述べました。朝鮮(北)の長距離ミサイルは迎撃できない、被害を受けたらやり返す能力を持ちたいと言っているように聞こえます。アメリカとの連携、防衛力の強化による平和維持に限界があるのではないでしょうか。
防衛費を10兆円にしても、日本は、アメリカと連携する、防衛力を強化すると言っていると思います。防衛費を20兆円にしたいと言うと思います。空しいお金の使い方です。
世界の人々が生きるのに役立つ技術開発と国内生産に注力し、世界から一目置かれる国になった方が日本は安全だと思います。安保についてはアメリカのものまねはやめた方がいいと思います。