心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

アメリカ・イギリスは西アジアに軍事力で介入慣れ

2024年01月12日 | 世界
ロシアのウクライナ戦争ではアメリカ・イギリスは直接ロシア攻撃に加わらず、武器弾薬の提供などに軍事支援を限定していますが、イスラエルのパレスチナ戦争については、パレスチの反イスラエル武装組織だけでなく、レバノンの武装組織ヒズボラもイエメンの武装組織フーシもイスラエル攻撃に参加しているので、アメリカ・イギリス両軍は、イエメンのフーシの関連施設の攻撃を始めました。これらの武装組織はイランから軍事支援を受けています。

イラン、これらの武装組織は、イスラエルのパレスチナ戦争に正義なしとし、今回のアメリカ・イギリスの参戦は正当性がない、外国の主権を侵害してる、国際法に違反していると主張しています。

さらにイランは、アメリカ・イギリスは、ガザと中東で起こっているイスラエルによる悲劇・虐殺の完全なパートナーであることを改めて裏付けていると非難しています。

サウジアラビアは、アメリカ・イギリスの参戦について、自制とエスカレーションの回避を呼びかけました。

ロシアは反アメリカの立場で国連安保理の緊急会議開催を要請しました。

イスラエルは、パレスチナ全土支配を目標に、ハマスの突然の攻撃に報復するという口実でガザ全土を支配下に置く動きをやめていません。ハマスがとったイスラエル人の人質が戦没するのも避けず、ガザ攻撃を続け、無差別で、ハマスの攻撃被害の10倍規模の報復反撃を行い、世界は、イスラエルはやりすぎ、大量虐殺の範疇に入るとイスラエル批判に回り、パレスチナ同情に回っています。そんな中でアメリカは、世界の中では少数派で、イスラエル支持を表明してきました。アメリカの孤立が目立ってきた新たな世界混乱です。

ウクライナのユダヤ民族はロシアから攻撃をうける立場ですから世界各国に散っているユダヤ民族は、正義なきロシアに反対する立場で、ロシアのウクライナ戦争ではユダヤ民族批判は高まっていませんでしたが、イスラエルのパレスチナ戦争ではユダヤ民族の非人間性が強調され、各国に散ったユダヤ民族の立場が弱くなってきました。世界で反ユダヤ主義が強まっています。

アメリカの政界がユダヤ民族に支えられているという背景があり、アメリカは、ユダヤ民族支援の立場を維持していますが、アメリカの人々の間でも反ユダヤ主義が強まっているので、アメリカは苦悩しているのですが、今回のフーシ攻撃は、これまでの西アジア軍事介入慣れの結果、始めた感じもします。

アメリカは、改めて西アジアで、勝利なき泥沼戦争にはまったという感じです。アメリカは、アメリカ帝国衰亡史を延々と書き続けるでしょう。

世界の混乱は深まります。中東のエネルギーに依存する日本、ロシアからのエネルギー輸入に期待できない日本が無傷で21世紀を通過できるとは思えません。省エネルギー努力、新エネルギー国内生産拡大、地震で危ない原子力は積極的に縮小というむずかしいかじ取りに入るべきと思います。自民党崩壊のときがきています。混乱は避けられませんが、中央はいいざしらず、地方は冷静かつ予測十分な生産体制、たとえば地産地消体制を拡大するような生き残り体制に入ってほしいと思います。エネルギーもしかりです。中央政府が地方を良導するとは思わない方がいいと思います。

個人も政府がいいことをしてくれるとは思わない方がいいと思います。政府破綻を予測した方がいいと思います。人々が生きるのに必要なもの・サービスの提供を重視する事業・仕事で、苦しい21世紀を乗り切る覚悟が必要と思います。枝葉ではなく、根幹を見る目が必要と思います。

先端産業に弱い一般の人々は、食料生産、林業など、根幹産業に関心をもつといいと思います。地方政府は、これらの根幹産業の基盤整備にお金を使うといいと思います。イベント産業などに力を入れているようではいけません。観光産業も要注意です。根幹産業が弱いと枝葉産業は枯れます。
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腐敗した自民党が政治を刷新する可能性はゼロ

2024年01月12日 | 世界
岸田文雄総理は悪あがきです。派閥のあり方など義論したって自民党は健全政党になりません。腐敗してしまっているからです。

どうしても派閥に執着するなら派閥単位の政党に分裂したら政治の考えを国民により知らせることができるでしょう。国民も派閥の考えを理解できるでしょう。

しかし派閥の効用は、政治の改善・改革ではありません。財界から選挙資金を集めやすくなる、選挙で当選しやすくなる、自民党で重要な役職に就きやすくなる、政府で重要な職に就きやすくなるなどです。

結果、仮に総理になっても総理になれたのは、アメリカ派のおかげ、何々財界のおかげ、何々派閥の長のおかげ、何々派閥のおかげとなり、自分の信念で政治を担当できません。矛盾だらけの無能総理になります。岸田総理はその典型です。就任早々、安倍晋三元総理は偉大だったと言って彼を国葬に付すなど、国民が理解できない異常行動をとっています。

今回の政治刷新も、誰かに入れ知恵された見せかけの行動です。国民を騙す行動です。

岸田総理は、国民のことがわからないだけでなく、国のこともわかりません。総理の座に執着してるだけです。総理を辞任したら人生終わりと恐れているだけです。政治を改善・改革する信念、情熱など微塵もありません。

自民党を捨てる以外に政治を改善・改革する方法はありません。自民党に対する期待は裏切られるだけです。政治は混乱しますが、新人政治家の出現を待つしかありません。政治混乱期は、個人が生き残る工夫努力をするしかありません。個人も自分の政治信念や宗教哲学で生きるしかありません。幕末明治維新と同じ情況です。世界の動向も幕末明治維新の時と同様、激動のときです。

一般の人々については、人々が生きるのに必要なもの・サービスの提供事業・仕事に従事している人は比較的生き残りやすいと思います。動揺激しい枝葉産業に執着している人は、激しい波にもまれるでしょう。

有望な先端産業で生き残る自信がない場合は、食料生産・林業など基幹産業で頑張る方が生き残りが容易になると思います。日本自立に国内生産振興は絶対必要です。食料自給率100%は確かな目標と思います。やっと地方の時代が来たと思います。都市部では労働者は、家賃を払うだけの不幸な人生になる人が多いでしょう。マネーゲームで成功する人は少数です。

自民党政治は破綻すると読みます。現政府は破綻すると読みます。円は崩壊すると読みます。金急騰はその兆候と読みます。
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