このところ中国は世界に経済交流を重視すると発信し続けています。台湾に対しても同様です。中国に進出して事業を展開している台湾人の見解が重要ですが、総統選で彼らは国民党支持に回ったようです。
中国の本音がまだわかりませんが、中国は戦争しないで台湾を統一できると読み、台湾は今後も中国と経済交流できると読んでいる感じがします。
民進党は、台湾の民主主義が守れるか、自由主義国との経済交流が自由であり続けることができるか非常に心配しています。
今後数年の中国の動きでその本音を読めるかが重要になりました。香港から台湾に逃げた人々は、騙されるなと叫んでいます。
中国はロシアと経済交流を続けていますが、軍事支援はしていないようです。世界との経済交流を重視している証にしているつもりです。しかしこの姿勢ではロシアに戦争をやめよと言うメッセージになっていません。ウクライナを軍事支援しているアメリカ・ヨーロッパは中国をよしとするでしょうか。
朝鮮(北)は完全にロシアに深入りしました。ロシアとの軍事同盟に自信を深めたのか、韓国に対し、好戦的になっています。アメリカはどう出るかロシアとよく情報交換したのでしょうか。アメリカは参戦しないかどうか読むためでしょうか、態度は高飛車です。
在韓アメリカ軍があります。ウクライナと韓国が同じ立場とは言えないでしょう。朝鮮が始めた挑発行動は、アメリカの動きを読むためという感じがします。
日本から見ると、今は中国より朝鮮の動きが不気味です。朝鮮の国民生活が破綻していると思うので、朝鮮が、ロシアとの同盟が深まった今が韓国攻撃のチャンスとみるのはありえる行動です。
アメリカの動きが重要です。アメリカの戦争負担は重くなる一方です。アメリカ国民は、勝てない外国向け軍事支援にうんざりしている気配があります。
読めない世界になっています。アメリカとの同盟強化と叫ぶ日本に不安を感じます。中立を志向するのが正解と思いますが、日本は動きが取れない状態になっています。アメリカ離れが遅すぎました。
憲法第9章(戦争の放棄)を盾にアメリカの戦争に協力しないことを祈ります。日本の人々は、自発的にお米など国産主要食料消費重視(アメリカからの主要食料輸入減)、脱原発(アメリカからのウラン輸入減)、辺野古飛行場建設に反対する沖縄県支持(在日アメリカ軍の縮小)を進めることがだいじと思います。アメリカに対する依存心を捨てることがだいじです。日本の平和主義は不動、民生に役立つ技術開発・国内生産重視を世界に示すことが肝心です。遅すぎると思うが、そうするしかないというのが現状と思います。それから、腐敗した自民党を、今、捨てることは、日本の戦争放棄を世界にアピールすることになります。これは日本の人々にとって重要なことだと思います。
静かにアメリカ離れを進めることがだいじです。日本の地政学的利点を活かしてほしいと思います。