沖縄には15世紀琉球王朝(尚氏王朝)があり、東アジア諸国との中継貿易で栄えたそうです。島津氏とも善隣友好関係を結んでいたそうです。16世紀末、威張りん坊の秀吉が、服従と朝貢を求めたが琉球は拒否しました。この一件で島津氏との関係も悪化し、1609年、島津氏は琉球を征服しました。形として王朝は残りましたが、琉球は自由自主を失いました。1872年、王朝は廃止され、琉球藩となりました。1879年、廃藩置県で沖縄県になりました。
このように1609年以降は、自由平等平和どころか、日本が力で沖縄を支配してきました。
江戸時代、明治以降、戦後、日本の統治で沖縄の人々は幸福になったでしょうか。幸福と感じて来たでしょうか。戦後はアメリカ占領時代が長く続き、占領が終わってもアメリカ軍基地だらけです。日本は沖縄の人々の自由平等平和を取り戻すために具体的な実績を残してきたでしょうか。不自由のつぐないとして交付金・補助金をつぎ込んできたが、不自由そのものを取り除く努力は弱かったと思います。
今、また、台湾有事は日本有事と言って日本はアメリカ軍基地に加えて自衛隊基地の拡大に努めています。沖縄県の自由自主など認めていません。これはひどいのではないでしょうか。
沖縄県の未来は沖縄県が自由自主で考え、それを日本が支援する形に変えてはどうでしょうか。沖縄県には日本統治がよかったという思い出が少ないと思います。
なお、不利な条件下でも沖縄県人は、元気を出し、自由自主の精神で産業計画を立て、世界と交流する気概で、世界から資本を集め、事業・仕事を起こし、日本政府依存をへらしてほしいと思います。不平不満だけではいけません。調査企画実行が重要です。事業家・仕事人育成計画を強化するといいと思います。元気になってほしいと思います。琉球文化を大切にし、元気の源にするといいと思います。貧乏根性に負けないことです。日本の交付金・補助金は利用すると考えるといいと思います。日本に計画をつくってもらうようではいけません。
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