アメリカを見てもロシアを見ても、戦争主義者は少数派です。平和主義者が多数派なのですが、戦争主義者は武器を使うので怖くて自由に行動できません。そこで静かに反対し、戦争モードを冷やしています。平和モードが少しずつ強くなるのが理想的です。戦争をよく知り、時間をかけてつくった平和は頑丈です。
中国はどうかというと、共産党や人民解放軍は鼻息荒いが、大半の国民は平和がいい、戦争で台湾を併合しなくていい、併合しなくても台湾と経済交流できる、台湾に旅行に行けると思っています。
日本の平和は、世界は日本は平和と評価してくれますが、なぜか日本はその評価を喜ばず、政治家が、「強い日本」というといい気持になる人が多いようです。太平洋戦争の反省が足りません。また地獄に行きたいと言うのですから歴史の勉強が足りません。日本の平和はもろいかもしれません。
50%ぐらいいた無党派が最近は30%ぐらいになったようです。日本は三極になったようです。自民党支持派が30%ぐらい、そのほかの政党支持派が30%ぐらいです。自民党の信用が落ち、日本維新の会と立憲民主党に期待する人が増えているようです。無党派は三極の一極になりました。
どうも無党派は不安定のようです。無党派はもっと自分に自信を持ち、戦後の自由平等平和民主主義をだいじにする日本の中核であることを自覚し、時代遅れの自民党に代わって日本の未来をつくると考えてほしいものです。時間をかけてこつこつと平和をつくってほしいものです。