馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

母97歳死去、捨てそこなった駄犬である次男の想い.。屈辱だが実家に戻る

2022-01-16 07:29:22 | 日記

続きです。
葬儀後、仕事は滞っている。
簡単に母とのバトルを記す。
お袋との確執は続いていた。
意地っ張りな若者の挫折とその後の苦闘が始まるのだ。
高校大学の学費はバイトと奨学金で賄った。
サラリーマンになると
バブルが奔流する時代だった。
結婚した。
サラリーマンを首になり失業した。
妻子を抱えて路頭に放り出された。
当時、TVドキュメントで
チーター母娘の生活を見た。
娘は母から離れ遠くにエリアを確保
子供が生まれた。
しかし、子供を育てる食事が得られず
母の元に戻る。
驚く母だが娘親子を守ろうと
狩りの仕方を教える。

僕は屈辱を堪えて実家に戻る。
無言で向かえるお袋。
引っ越した翌朝、
孫二人が手を繋いで茶の間のガラス戸を開けて
親父とお袋を見た。
その瞬間
お袋の顔が溢れんばかりの笑顔で迎えた。
僕はほっとした。
安堵した。
実家に戻る






続く。
故郷の廃家/Foresta