「さっさんどうしてるかなー?」
「元気にやっているんじゃない?」
「うーん…前にさっさん電話に出なかった時は焦ったわー」
「焦ったわー」
「どゆことー?」
「いつだったかな、カミーユから『さっさんに電話繋がらない』ってメールきてね…俺もかけたわけよ」
「うんうんー」
「やっぱり出ないんだね」
「メールもしたんだけど、現在使われておりません的な?」
「もう全てを断ち切ったのかと。電話もつながらないし」
「私もまた電話したけど出なくてさーまじ焦ったよ。レモンにも連絡したんだけど…」
「ああーあの時ねー。私電話したら普通に出たんだけどー?」
「え?」
「まじで…」
「まじー」
「あの時はさっさん倒れてるんじゃないかと心配したよ…」
「旦那さん仕事に出てるから倒れたらいろいろ危ないからね」
「なんともなかったけどー?」
「あぁ、息子が携帯壊しちゃって、番号のボタン使えなくなっちゃったわけよ」
「それでメール機能を一時的に封印してたとの事だ」
「画面もロクに機能しなくて…だったかな、まぁ幸いにもレモンが電話した時ちょうど電話に出たわけだ」
「ヒヤヒヤしたわ」
「そうなんだー」
「レモンの時は普通に電話でたもんなー」
「結婚ねぇ、あ、レモンどうすんの?」
「ピー(自主規制)」
「おお…」
「キラークイーンは彼女いねーけどどうなの?」
「あ?俺はまだしばらく遊びたいからなぁ…考えた事も無い」
「たしかに遊びたいのはわかるー。カミーユは?」
「さっさんとか見てると生き遅れてるなーって感じはするよ」
「まだ23歳なんだから、そんな事はないって」
「うーむ」
「まぁまぁ、映画館の無料券あげますから。良い人と行ってください」
「いいの?ありがとー。最近会ってないけどね」
「そう…まぁお好きにどうぞ」
「どうもね」
「キラークイーンも彼女見つけなよ」
「いいんだよ、適当に間に合わせてるから」
「うーそくせー」
「さっさんは元気でやってるよ!キラークイーンはステルスで間に合わせてるとの事だよ!」